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本好きの下剋上-司書になるためには手段を選んでいられません- 短編集3

完結編まで読み終えて「本好き」ロスにおちいるのかと思っていたのですが、「ハンネローレ」もあり、この短編集もあって、割と充実感はありますねぇ。

短編3は、短い話が、ゴチャッと盛り込まれた感じにはなっていますが、マインの一人称では見えないところや、完結した物語の向こう側も見えてきて楽しいです。

実は、図書館の真道具の最初の主の話とか、ちょっと時代の違う話とかも読みたいです。

理央,読書ヤングチャンピオン・コミックス,地政学ボーイズ,理央,秋田書店

地政学ボーイズ-国がサラリーマンになって働く会社-6

ネタは、つきないですよねぇ。
おもしろさ、勉強になるかというと、どっちもビミョーな感じではあるけれど、常に一定のレベルは保っておもしろいです。

平井和正,読書平井 和正,幻魔大戦,真幻魔大戦,e文庫

真幻魔大戦8 超霊媒

丈が消えて、物語の中心は杉村 優里に移ります。
「幻魔大戦」の母の方は、割と地味に心の動きを追っていた感じなのに、なぜか、こっちは豪快な展開になっていきます。

元、GENKENの面々とあっていろいろ思い出すこともあるのですが、その思い出も、もしかしたら、「幻魔大戦」の世界から微妙にずれている感じもあります。

そして、それをほっぽりだして、大冒険へ。割とでも、こういうこっちの展開の方をファンは望んでいたような気もします。
小角が、けっこう、かわいいですねぇ。

でも、この冒険もけっこうプッツリ、切れちゃったような記憶が……。

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狂気の山脈にて4 ラヴクラフト傑作集

「狂気山脈」ラスト。

怖さとか、ゾッとするというよりも、なんとも、哀れさを感じさせられる話だなあと思います。
うけいれることができないだけで、別に邪悪な存在というわけでは多分ないのだろうなぁ。

田村隆平,読書サンデーGXコミックス,小学館,田村 隆平,COSMOS

COSMOS5

笛吹き男の話が、一旦、幕な感じ。
でも、いろんな伏線を良い感じに残していっているなあと。まあ、活かし切れるかどうかはともかくとして、やっぱり、週刊ジャンプでかいていた実力というのは、半端ないなぁと思います。

特に、田村 隆平の場合は、キャラの配置が絶妙で、これからおもしろくなっていくだろうという信頼感が半端ない。

めるへんめーかー,読書めるへんめーかー,クイーンズセレクション,大洋図書

薔薇色ららばい

日本物って、後期の作品でしかかいていないと思ったのですが、あったんですねぇ……いや、家に紙のコミックスあったはずなんですけれど。

まあ、名前が日本人というというだけだという感じもあるんですけどね。
やっていることは、いつもめる様で、安心する。

「森に住む人々」あたりになると、日本物としても違和感ない感じになります。……いいすぎか。
まあでも、あの味こそが、めるへんめーかーの素敵なところです。

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MAO10

マオのなんたら家の多分蠱毒的なお話があって、猫鬼の因縁的な話も、最終的にはそこに集中してくる感じで進んでいるみたいですねぇ。

マオは、先輩たちを「様」つきで読んでいるのに、女の子が呼び捨てなの違和感はあるけれど、高橋 留美子的に割り切っている感もあっておもしろい。

荒川弘,読書エニックス,ガンガンコミックス,スクウェア・エニックス,荒川 弘,鋼の錬金術師

鋼の錬金術師 4コマ

もう「鋼の錬金術師」のメインストーリーが、どんな話だったのか、記憶の彼方に去りつつあります。
ので、ちょっと、これ誰だっけになるところもあります。

まあ、本編でもギャグでも、キャラクターに割と容赦ない作者だと思います。

ひぐちアサ,読書おおきく振りかぶって,ひぐち アサ,アフタヌーンKC,講談社

おおきく振りかぶって31

ものすごい心理戦が続いている感じですねぇ。
野球を知っている人間が見れば、ここまで、おもしろく1球1球を見ることができる。
多分、ぼくらが野球を見ているよりも、おもしろく野球を見ることができているのだろうなぁと思います。1

いろんなことを知らないよりも知っている方が、人生はおもしろいということをここでも示してくれている気がする。

なにを知りたいと思うかは、その人のもっている「時間」との相談になるのだけれど。
それでも、好奇心は広くもてるといいなぁ。

  1. まあ、野球はほぼ見ないんですけどね。 []

平井和正,読書天使,平井 和正,幻魔大戦,角川,角川文庫,KADOKAWA,SF

幻魔大戦15

14巻から続いて、箱根セミナー2日目から。

多分、「幻魔大戦」の最大のネックになっている部分だと思います。もう、完全に新興宗教にいってしまっている展開で、まあ、受け入れられない人は受け入れられないだろうなぁと。

それでも、物語のもっているベクトルに流されずに読んで見ると、確かに例えば井沢 郁恵の講演や言っていることが絶対的に正しいなんてことは、まったく書いてなく、そして、その講演すら暴走してしまう。
杉村 由紀は、ひたすら不信感に苛まれていく。
基本的に、だれに対しても容赦ない平井 和正です。「虎の時代」、「狼の時代」、「天使の時代」なんて、時期によっていろいろいわれていますが、まあ、そんな区分なんて変わらずに、誰に対しても、いつも、ひたすら厳しい感じがしますねぇ。

そして、物語の熱量、内圧の高さにかかわらず、ストーリーとしてはほとんど何にも起こっていないというのが怖ろしい。
東 丈が消えたのだって、この時点で確定情報かどうかもわからないという。もしかすると、「真・幻魔」と並行して読んでいた読者は、こっちの丈もどこかに行ったということに気づいたのだろうか……。

熱狂の中で、それをメチャクチャ嫌って見ている「目」の存在を感じるし、全体がものすごく冷めた目でみたシミュレーションでもあります。
そういう意味では、正しく最高にSFしているとも思えます。