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「あ、死んだかも。」 -Oh,I might be dead.-

スプラ同人誌。
とうとう、こんなものにまで手を出したか(笑)

同人誌って、真面目に買っているのは、山田 ミネコさんのもの位です。あと、島本 かず彦をこの前買ったねぇ。昔は、なかなか手に入れるのが難しかったけど、最近は手軽に手に入って嬉しいです。

ツイッターで、スプラトゥーンで検索をかけて流れているツイートを眺めたりしていますが、その中で、「毎日マンメミ」というものすごいいいイラストを流していたのが、このさめあんこさんなのでした。
これが、本のカタチになったということで、早速通販で頼んだついでに買ったのがこの「あ、死んだかも。」。

スプラトゥーン好きになら、ニヤリとするシチュエーション満載です。

購入から、1年以上。まだまだ、楽しいゲームです。

「あ、死んだかも。」
-Oh,I might be dead.-

さめあんこ

そこそこ幸せな生活

https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=186408

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悪い本

でこねぇさんは好きですが、わたしは読んだことがなかった宮部 みゆきです。
初宮部が、この本であるのがふさわしいかどうかはわかりませんが。

「怪談えほん」のシリーズの1冊。
でも、子どもが好むような因縁話とか、血がドバーッみたいな話ではなくて、上品な(?)話にまとまっています。
子ども向けではないのかも。

「悪い本」も、意味がわからないと言えばわからない。悪い本といいながら、絵のメインにかかれているのは熊の人形だったりします。
でも、きれいなものが汚れていく。そして、人の心の闇が1番怖い。

それでも、その闇の深さこそが、豊かさでもある。

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聲の形1

すごいマンガがあるよという話は聞いていて、まあ、購入はしていたのですが、聾唖、いじめと、なかなか重たいテーマだなぁということで未読でした。
今回、アニメ映画になったので見てきました。

映画、やっぱり重たかったけれど凄い良かったです。でも、もし映画館で見たのでなかったら、けっこう途中でめげて見なくなっていたかもとも思ってしまいます。
なんなんだろうなぁこの感じは。多分、「火垂るの墓」なんかと同じで、どこか、自分の罪の意識とかトゲに引っかかるところがあるからかもしれません。まあ、こっちはそれでも、なんとなく希望がある感じで終わって、後味はすごい爽やかなんですけどね。

映画は、メチャクチャよくまとまっていて、本当に必要なところだけを上手に詰め込んだ感じです。手話とかのシーンは、ちゃんと動いているアニメの方が、多分この話を進めるにあたっては優れていると思います。
ただ、深く見たり、内面を掘り下げていくのは、原作マンガの方がいいなぁと今回読んで感じました。
ちょっとずつ、ちょっとずつ、みんなから離れていく感じとか、西宮さん転校までの時間の経過とかは、マンガの長さがあってのものです。

この年齢の子に、ダメなことがなぜダメなのかを伝えるのは、とても難しい。言葉で、根気よく伝えていくというのは、とても言うのは簡単だけれども。伝わる前から、そのダメな行為そのものは、無理矢理にでも止めないといけなかったりもするし。
映画の感想なんかを見ていると、担任がクソだ、川井さん怖いとか、植野さんや、将也は悪くないみたいな感想が出てたりしているけど、まあそれは、自分のなかの罪を見つめないで、人の罪を告発していたら楽だろうレベルの話だと思う。そういいたくなるのは、自分が、植野さんや、将也であるからかもしれない。(そして、ぼくがこうかくのは、自分が担任や川井さんであるからかもしれない)。

なんというか、生きているだけでねぇ、なんか人にひどいことしているっていうことはあるし、それは多分許されないんだと思います。

それでも、西宮さんが恋をしたのは、将也の真っ直ぐなところ。でも、それが唯一の正解ではない。そういうこともあるかもしれないということで、なにが正しいか、なにが正しくないかは、180度変わってしまうこともある。

映画で気になっていたのは、西宮さんは恋をしていたけど、将也の中にあるのは贖罪の意識だけなんじゃ無いかということ。そうすると、関係としては、いびつな感じだなぁと思ったりしています。まあ、映画が終わっても、登場人物たちの人生は続いていくので、その中で、関係性も変わっていくのだと思うけれど。
そのあたりが、丁寧にかかれた原作でどうなっているのか気になります。

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KINGSMAN THE SECRET SERVICE キングスマン ザ・シークレット・サービス

「キングスマン」の映画を見てきて、けっこう期待してた1冊。
まあ、最初に見たものにイメージが引っ張られるというところはありますが、映画の方が面白かったかな。

映画とコミックスを比べると、コミックスの方がリアルな感じがするかな。まあ、スーパースパイものなので、リアルというのはちょっと変かもしれませんが。映画の方が、ブッとんだ感じです。
なによりも、映画のナイスミドルなハリー・ハートが格好良かったので、彼が出てこないというだけでけっこうショックな感じがありました。あと、ガゼルが女じゃないのも、ちょっとショックでした。

まあそれは、映画→コミックスの順番で見たせいかもしれません。このコミックスは、これはこれで、面白いです。映画から期待したものではなかったというだけで。基本、ヒーロー側の話なので、そのあたりも読みやすいです。

映画と原作がこれだけ変わるのなら、「キックアス」の映画も、1回見る価値がありそうだなぁと思っています。

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決してマネしないでください。3

もったいないけど、完結編。
小さい頃に「ロン先生の虫眼鏡」を読んでいたときの感覚を思い出させてくれた名著でした。

まあ、いろいろあなは穴はある気がします。姉弟って、あの人はじめ名字呼んでいた気がしますし、途中で設定かわったのかなぁ。けっきょく、ゾンビちゃんとはなんだったのかとかね。
まあでも、主眼はそこではない。それは枝葉の問題です。

変人であれ、変態であれ、人格的にアレであれ、その人の見つけた不変の真理というのは、正しいものならば正しいものとして受け取っていく。そして、出来ることならば、その真理が発見された物語も残していく。そうすることで、人類は前に進んで行くのだなぁと。