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2024年5月17日小野不由美,読書十二国記,小野 不由美,屍鬼,新潮文庫,新潮社,鬼
2巻目にして、やっと登場人物たちがおかしさの元に少しだけ気づく。 この「少しだけ」というスピード感と空気の濃さが凄い。スピード感というと早く感じてしまいますが、逆で、この動かない感というか閉塞感か。
「十二国記」は、噛みしめなければ味がわからない小説といわれていたみたいですけれど、こっちもそうですよねぇ。 この時点で逃げてない読者はハマる。
2024年5月16日日向武史,読書あひるの空,日向 武史,講談社,講談社コミックス
勝つか負けるか、それよりも大切な、続けるのか諦めるのかは、とても小さい差から生まれてくるのかもしれない。
結果が、ほとんど同じに見えても、自分のしてきた事に自信を持てる事はとても大切です。
2024年5月15日読書,香月美夜本好きの下剋上,香月 美夜,TOブックス,TOブックスラノベ
フェルディナンドが、一大決心をするトータル30巻目にして第5部9巻目。 これ読むと、なんでフェルディナンド視点のお話で、「ネタバレ厳禁」といわれて書きにくかったのかが、良くわかる。
あの時に、すでに決心していたのですね。フムフム。 ここ2巻ぐらいは、長い長い伏線が、バチバチと綺麗に回収されていって、楽しいです。お話としては、軽くなくなってきているんですけどね。
2024年5月14日たがみよしひさ,読書たがみ よしひさ,ぶんか社,ぶんか社コミックス,精霊紀行
難しいな。 昔、中学生の時にこれが読めていたというのが、驚きです。
背伸びしていたのか、昔の方が頭がよかったのか。
わかりやすいものを追求しすぎている結果かも知れません。めんどくさいところにも、おもしろさはあるのだが。 それをおろそかにしがちかも。
2024年5月13日トマトスープ,読書トマトスープ,ボニータ・コミックス,天幕のジャードゥーガル,歴史,秋田書店
「原論」を巡る旅は、終わる。終わるはずだった。 それなのに、ゾワゾワ、ゾクゾクする。 世界は広い。知らない事はまだ多い。それは、祝福だろうか、呪いだろうか。
これから、ファーティマは、ドレゲネを守るために動いていくのだろうか。