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鵺姫異聞

「鵺姫真話」と新版「イーシャの舟」のなかで語り尽くせなかった物語。
これで、残っていた謎というか、ちょっと不足していた部分がよくわかった感じです。

でも、その落ち葉拾いだけで、しっかりとした1冊の長編にまとまっているので、すごいと思います。
やっぱり、多少、端折っているところはあるのですが、楽しい。

これだけの物語を書ける人の本が、絶版で手に入りにくくなっているのは悲しいです。

どこかで、ハードカバーのジュブナイルとして出直さないかなぁ。そして、新作も読みたいです。

岩本 隆雄
朝日ソノラマ
発売日:2002-09
 

荻原規子,読書これは王国のかぎ,マンガ,中公文庫,中央公論新社,永遠の戦士,荻原 規子

これは王国のかぎ

アラビアンナイト風の異世界に召喚された女の子のお話。
「魔法騎士レイアース」とか、「永遠の戦士」を思い出させる、ものすごくオーソドックスなお話です。
そして、みごとな、「行きて帰りし物語」です。

この人のかくのは、マンガだねぇと思います。マンガなりのリアリティや、おもしろさも、しっかりと入っている。でも、小説なところが、とってもおもしろいです。

では、以下ネタバレありです。

八木教広,読書ジャンプ・コミックス,八木 教広,集英社,CLAYMORE

CLAYMORE14

結局、週刊はつなぎだったようで、本編はしっかりとジャンプスクエアではじまったようです。
まあ、めでたしめでたしかな。

本編が進んで、うれしいです。

どんどんいけー!!

山本英夫,読書のぞき屋,小学館,小学館文庫,山本 英夫

のぞき屋4

ケンの過去がちょっと明らかに。
まあ、トラウマにはなるわな。

しかし、そうまでして見たいと思っているのは、汚い人間の姿?それとも、その奥にあるモノ?

そして、その奥に、本当になにかあるのか?

読書,青池保子エロイカより愛をこめて,木原 敏江,秋田文庫,秋田書店,青池 保子

エロイカより愛をこめて21

この人も、なんか木原 敏江と同じぐらい軽やかになってきたな。
しかも、今回のケルトの話の流れ。エロイカの路線と少佐の路線が交差していくところなんて、めちゃくちゃ美しいです。

なんか、今まで惰性で読んでいたところもあるのですが、おもしろいわ、コレ。