理央,読書ヤングチャンピオン・コミックス,地政学ボーイズ,理央,秋田書店

地政学ボーイズ-国がサラリーマンになって働く会社-2

まぁ、こういう見方をすると、なんでウクライナが焦点になっているかとかは、すごく理解できます。
単純な「善悪」ではなくて、地政学的な見方はとても大切なのですが、そうすると割り切れないものが出てきてしまって、人の心としては安定しない状態になってイヤなのかもしれないなぁと思います。

しかし、ドイツが真面目なのって、第二次世界大戦の前からの気質なのか、第二次世界大戦の反省からそうなったのかは気になるところです。
今、また、ドイツが右よりになってきているのが、真面目さ故の暴走だとしたら、ヒットラーの悪夢再びということも……と、日本の状況も含めて、あんまりいい未来が見えてこないです。

大暮維人,読書マンガ,大暮 維人,妖怪,灰仭巫覡,講談社,週刊少年マガジンコミックス,陰陽師,

灰仭巫覡1

大暮維人のオリジナルマンガです。

自然災害みたいな妖怪を退治していく話かな。そこに、東と西の自然観の違いとかがからんでいくみたいです。
陰陽師みたいに反閇のステップを踏んだりしているのが、なんかダンスみたいな感じなっているのとかは、けっこう、期待できます。
主人公は、どっかで見たことがと思ったら、ちょと、「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」の鬼太郎のお父さんにちょと似ている(笑)

また、始まったばかりで登場人物もゴチャゴチャ、話もゴチャゴチャしていて、おもしろいかどうかは未知数なのですが、ちょっと期待値は高いです。

大塚英志,読書かりん歩,マンガ,北神伝綺,南方 熊楠,大塚 英志,文学,柳田 國男,講談社,遠野物語,遠野物語を読み解く

北神伝綺

「かりん歩」。そして、ちょうど今、柳田 國男の「山の人生」も読んでいて、しかも、ラジオの「カルチャーラジオ 文学の世界」で「遠野物語を読み解く」(新谷 尚紀)を聞くという、全部全然意図していないのにというのに、「最強の繋がる楽しさ」を体験しています。

まあ、前に書いたとおり、自分の興味というのはけっこう狭いんだから、それが、ギュッと重なることは確率的に高くなるんだろうとは思いますが、なんか、不思議な感じがします。

そて、「北神伝綺」ですが、マンガ版は1回読んでいるはず。でも、こんな話やったかぁというのが、今回の感想です。
いや、前読んだときは、「MADARA」シリーズの外伝ぐらいにしか思ってなかったのかも。もっかい、マンガを読み直してみなければと思いました。
めちゃくちゃおもしろい。
柳田 國男が、めちゃくちゃ異能者です。ほぼ、そのまま「文豪ストレイドッグス」に出てきても大丈夫なぐらい。
大塚 英志のフィクション、容赦ないなぁという感じです。史実の側面を自分でわかっていて歪曲というか誤読していくみたいな。

そして、ストーリー自体は、ほぼ何にもなくて何にも進んでいないんですよ。これも、凄いな。
だいたい、柳田、けっこう怯えたりして、北神に「このことをフィールドワークしいこい」とか言っているのですが、ほぼ、真相も何もかも、お前、自分で知っているだろうという。
で、なんでそんなことを北神にさせているかというと、答え合わせですらなく、多分、「物語をそこにあらわにする」ためだけにさせています。

語ることは騙ること。
柳田が集めてきたような世間話とか、伝承とかは、多分、話されるごとにどんどん変質していきます。
もちろん、話す人の気質でも変化していく。
また、ときには、聞き手の気質によってすら話される内容は変質します。請われて話されるものがたりは、多分、聞き手にとって聞きたいことに近づいて行く。それは、聞き手が改ざんするという意味ではなくて、自然とコミュニケーションとして、話し手が聞き手にあわせて変化させてしまうこともあるのではないでしょうか。

そして、もちろん柳田は、そんなこんなことは承知していた。それでも、その話の中だけではなく、そう話されなければならなかった状況そのものにも、目を向けていこうとしていたのだと思います。
でもそうやって、語っていくことは、とても陰謀論とも親和性が高いということも、このお話は、警告しているのかもしれません。
文系の学問の楽しさって、多分のいろんな点と点が繋がって、なにかの形に見えたときにそれを発表し合う見たいな楽しさが本質にあるのだと思うのですが、たしかにそれは、とても、陰謀論と似ています。

どこからが学問で、どこからが陰謀論なのかは、わたしにはわからないなぁ。
今回、「北神伝綺」と「遠野物語を読み解く」の2つから思ったのは、柳田のなかで、その2つを分けるものというのは、「世間をよくする」かどうかだったのかなぁと思ったりしました。

それでも、フィクションとしての「北神伝綺」の柳田は「世間をよくする」ために、山人を滅ぼすことに加担したりしているし、「遠野物語を読み解く」の方でも南方 熊楠の「猥雑なものの民俗」を否定した話がでてきていました。
やっぱり、人にとって「世間をよくする」は、いろいろ違いがある。

まあ、柳田が「山人」の研究から離れたのは、単純に、興味が移ったというのが多分本当のところだと思います。

いや、この「北神伝綺」は、兵藤 北神の話ではなくて、柳田 國男のお話なんだなぁと思います。

柴田ヨクサル,読書エアマスター,ジャンプコミックスDIGITAL,ハチワンダイバー,マンガ,ヤングジャンプコミックスDIGITAL,仮面ボクサー,柴田 ヨクサル,谷仮面,集英社

ハチワンダイバー3

「ハチワンダイバー」が、わたしが読んだ柴田ヨクサルのマンガの最初の作品でした。
このあたりのバトルは、本当に凄いと思いました。

でも、「谷仮面」、「エアマスター」なんかを読んで、まあ、ずっとこのテンションの話をかいている人なんだなぁと(笑)
いや、それは悪い意味ではなくて、凄いですよ。このテンションをずっと維持できているというのは。

他にはいない……と書こうと思って、島本和彦のことを思い出してしまった。でも、島本さんですら、「仮面ボクサー」みたいなのもあるしなぁ。

でも、2人とも、本当に凄いです。

板垣巴留,読書マンガ,少年チャンピオン・コミックス,板垣 巴留,秋田書店,BEASTARS,SANDA

SANDA12

本当に、この人おもしろい。
それでいて、今回の強化合宿とか、少年マンガとしてけっこうおさえてるところはおさえてる感じもするんですよ。極端すぎて読んでる方もわかんなくなりますけど。

キャラが、「BEASTARS」みたいに動物でないことと、あの人間のキャラクターの絵を見たときには、コレ、本当におもしろくなるのかと思っていたのですが、メチャクチャおもしろいです。

こっちも、アニメ化するようですが、実は「BEASTARS」の続きも、アニメで見たいです。

武井宏之,読書シャーマンキング,シャーマンキングFLOWERS,マガジンエッジコミックス,少年マガジンエッジコミックス,武井 宏之,講談社

シャーマンキングFLOWERS1

セカンドジェネレーション、「フラワーズ」。
アニメ化もしました。「無印マンキン」の2つ目のアニメに比べると、省略も少なくて、とっても良かったです。
「無印マンキン」も、これぐらいの省略無しで、もう1回、アニメ化して欲しい気持ちもあります。まああれば、「恐山ル・ヴォワール」という最高の仕事をしてくれたので、そんなに不満があるわけではないのですが。

「フラワーズ」全体を通して、とりあえず花の紹介という感じで、ストーリー自体はまだ、全然、ないですねぇ。
けっこう、手探りな感じ。

柳原望,読書かりん歩,柳原 望,民俗学,MFコミックス,MFコミックス フラッパーシリーズ

かりん歩2

丁度同時期に、「北神伝綺」を読んでいて、甘粕事件のお話があったりして、同時期にいろいろ繋がるなぁとビックリしていたりします。
いろんな角度から、同じ事象を読むというのは、それだけで、なんか立体的に物事が見えてくるような気がして良いです。

まあ、民俗学とか、これだと地理学とか、地政学とか、興味が似たいようなところにあるので、なんかのタイミングで絡みあうのは、当たり前といえば当たり前なのですが。
でも、「かりん歩」は、読む前には、地理学の話だと思っていませんでしたからねぇ。

それでも、「一清&千沙姫シリーズ」のころから、作者的にはその傾向があった気がしますし、そういう傾向のお話をわたしが好むということかもしれまぜん。

興味のままに楽しんでいたら、いろんなものが繋がっていく感覚というのは、でも、楽しいものです。

横槍メンゴ,読書,赤坂アカ【推しの子】,その着せ替え人形は恋をする,ジャンプコミックスDIGITAL,ヤングジャンプコミックスDIGITAL,横槍 メンゴ,赤坂 アカ,集英社,

【推しの子】9

アクアのパートが終わって、次はルビーという感じかな。
一吾さんが復活。この人の不在が、やっぱりアイの失踪に関わっていそうなのは確実で、真相を追うための失踪だったのか、真相を知っているための失踪だったのかは、これからのお話の台風の目になりそうですねぇ。
そして、なんでルビーが一吾さんを見つけているのかとか、他のプロダクションの関係者は、知っているのかとか。

そして、この人が「持っている」と感じるのは、このコスプレ問題、今、「その着せ替え人形は恋をする」の実写版で、同じことがおこりそうになってたという……。

吾峠呼世晴,読書ジャンプコミックスDIGITAL,吾峠 呼世晴,集英社,,鬼滅の刃

鬼滅の刃22

もうちょっとで届かないが、もうちょっとで届きそうまで。
あと、1巻で完結ですね。

いろいろ、書かれていないところもあるのですが、それでも、はってきた伏線が、どんどん効果的になってきた感じは気持ちいいです。

小山田いく,読書,高木達エンペラーズコミックス,大洋図書,小山田 いく,島崎 藤村,島崎藤村,島崎藤村物語,表白のとき

表白のとき 小諸日記-藤村と冬子- 島崎藤村物語 下

まあ、これは島崎 藤村の偉人としての面にスポットをあてたお話という感じで、夫婦関係も、なんか良い話にまとまってという感じですね。
冬子さんが生きている間は真人間で、死んでから潰れたのかな。

でも、上巻から一貫してだけれど、女学生を嫁として見てるのは、モラル的にどうかと思います。まあ、今だから、そういう非難になっちゃうのかもしれませんが。

これは、イマイチかな。もしかしたら、書かれていないけれど小山田 いく以外に原作があったか、けっこう制約が多かったのかも。