この叫びが出てきてこそ「ブラフ」ですか?
ブラフ その2 渡る世間は嘘ばかり
ブラフ
えーと、本当は、前に遊んだメンバーが集まれば、「ラー」の遺跡タイルと厄災タイルを抜いたので、もう1度「ラー」に挑戦してみたいと思っているのですが。
わたしの拠点にしている地域の小学校は、今、インフルエンザの流行真っ盛りということで、どうやら、「ラー」組の4年生たちは、学校も休んでいるようです。
そして、彼らが来ないところに、また別グループの4年生が。
いんなにいろいろなグループが、しかも、同じ学年のグループが、入れ替わり立ち替わり、この短期間のうちに遊びに来るというのは、けっこう、めずらしいパターンです。
今までは、いろんな学年の子が、でも、けっこうメンバー固定で来ていることが多かったですから。
うーん、4年生というのは、情報網も、他の学年と違うのかもしれません。
で、今日来たのは、2人なのですが、さっそく、断りもなくゲームをゴソゴソとやっています。
また、自分らだけで遊ぶつもりのようです。
あ、侮れんわ。
カードゲームをさがしていたみたいですが、「そっとおやすみ」は、缶を開けてカードを見て、
「あかんわ」
と一言。
やっぱり、「そっとおやすみ」は4年生を呼ばず、4年生も「そっとおやすみ」を呼ばなかったか!
思わず横で見ていて爆笑していましたが、実は、ただ単にやったことないのでルールがわかんなかっただけかもしれません。
はい。すぐ横で何を選ぶのかなぁと黙ってみておりました。
こっちからは、極力さそわない。好きにさせるというのが、いちようのわたしのルールです。
「ワードバスケット」とかも見ていたのですが、これを2人でやってもちょっとむなしそうだというのはわかったようです。
「おっちゃん、オススメのゲームは?」
「人数によるなぁ。何人でするつもりや?」
「2人かなぁ」
「2人?2人のゲームなぁ。2人、2人……」
2人用のゲームといえば、「カフナ」、「ギプフ」、「ガイスター」とかかなぁ。と考えていたわけです。
「おっちゃん入れて、3人でもいいで」
決して、わたしも一緒にいれろとか、そんな催促をしたり、わざと焦らして、3人と言うのを待っていたわけではありません。
でもまあ、どうしても一緒に遊びたいというのなら、しかたないじゃないですか。
彼らも、新しいゲームを知っておけば、また、友だちと遊ぶときの幅が広がるというものです。
時間を見て、20分ぐらい。
ちょっと人数は少ないけれど、よし、「ブラフ」。
3人。サイコロたった15個スタートです。
その分、極端な目が出やすくなって、数は当てにくくなります。
説明しながらの1回目。
どんどん、子どもたちのサイコロは減っていきます。
わたしは、まだ大丈夫。
サイコロ、10個。
「10個やったら、だいたい3個~4個ぐらい同じサイコロがあるのが相場や」
てな感じで言ってあげていると、
「それ、言うたらおもしろくないやん」
と頼もしい一言。
まあでも、じゃあどうやって、だいたいの数を知るのかと言うことをとりあえず教えて、以後、黙っておくことにします。
で、子どもがしてきた宣言は、
「3が6つ」
言わんこっちゃない。なんちゅう、宣言してくんねん。サイコロ全部で10個やぞ。
おっちゃんのとこ、たしかに「★」と「3」で2つ「3」あるけど、きみらのサイコロあわせて5つのうち4つが「3」やなかったらあかんねんど。
「あるわけないやろう。ブラフや!!」
子どものサイコロ、「3」と「★」。
もう1人、「★」3つ。
「そんな、あほなーー」
今日は、3人ということで、負け抜けルールでやってみました。
1回戦目は、それでも、りんが1位だったのでした。
でも、2回戦目。
スタート早々、同じような極端な★の目にやられてしまって、一気にサイコロを3つぐらいなくしてしまいました。
1番はじめに、負け抜けしてしまったという……。
「1人負けたら、ゲームはじめっから!」
なんぼ言おうかと思たかしれん。
子どもたちも、
「おもしろかったー」
と満足な様子でございました。
「あと1つルールあるし、今度、教えるな」
こんどは、振り直しのルールを教えて、本格的な「ブラフ」をまたまた楽しみたいと思っている週末でした。
楽しみ増えた
週末には、「ボードゲーム天国」を探しに行こう。
ブラフ 嘘つきが好きよ
ブラフ
実は、この話はきのうの話です。
きのう、書きたかったのですが、「そっとおやすみ」の方を優先させたわけです。
それを考えると、このところかなり充実したゲームライフを送っています。
自分的にも、ゲームがおもしろくて、おもしろくて、しょうがない時期にあるのかなと感じています。
「ブラフ」と「ヒューゴー」と「ガイスター」は、わたしがはじめてまともにプレーしたドイツゲームです。
それ以前は、興味があって購入をはじめていたのですが、遊ぶ相手も、機会もなかったのでした。
もしかすると、Webのカタンは、それ以前に経験していたかもしれませんが、本物のボードを広げて、生身の人と対面してゲームするというのは、この3つが、はじめてだったです。
遊んだ相手は、父方のいとこの子どもたち3人でした。
中学2年生、小学6年生、小学3年生の3人で、「ヒューゴー」と「ブラフ」が、特に子どもたちのお気に召して、「ヒューゴー」は、夏休みの間、彼らの家に貸し出されていました。
「ブラフ」は、中学2年生がいたく気に入っていました。この日、この子にはサイコロの神様がついていたようで、★4つとかを平気で出していました(笑)。
「ガイスター」は、何回かやってみて、絶対におっちゃんに勝てないということが判明して(そういうゲームに全然慣れていない子たちだったんですね)、人気がなかったです。
わたしは、この日に、「ヒューゴー」を死ぬほどプレイして、ちょっと、「ヒューゴー」に飽きちゃったところがありました。
逆に、
「あー、いくらでもしていたいー」
と思ったのが、「ブラフ」でした。
何でなんでしょうね?
お気に入りのゲームや、楽しくてまたやりたいゲームは、いっぱいあったのですが、こういう感覚になったゲームは、あと「クク」ぐらいです。
は、もしかして、ギャンブルから、足が抜けなくなるタイプ……?
というわけで、時間的にも短い時間でできるし、このゲームを子どもたちとやりたいなぁとは、けっこう前から考えていました。
このとき、一緒に遊んだメンバーの最年少が3年生だったということもあり、3年生ぐらいならできるか?と3年生が集まったときにやってみたことがあったのです。
ですが、残念ながら、結果は撃沈でした。
3年生は(というかうちに来る子たちは)、おとなしい子がけっこう多いわけです。
ブラフの数字を宣言していくというのは、けっこうその子たちにとってきびしい選択だったのです。
例えば、「キャントストップ」。サイコロを4つ振って2つずつの組み合わせをつくります。出た目にあわせて、自分の一番得になる道を考える。これはできます。
例えば、「フォレロッテ」。フォレロッテしたとき、次のサイコロを振るか、振らないか?これも、安全策で振らないという選択ができるわけです。
でも、「ブラフ」。
特にボーダーライン。
おっちゃんは、
「ちょうどあってもおかしくないぐらいやなぁ」
とか言っています。
そんなときに、
「ブラフ」
と言うことも、
「4の目が8こにあげます」
と言うこともできなくなっちゃうんですねぇ。
じーーっと、考えて沈黙。
そ、そんなにきついものでしたか?
性格もあるとは思うのですが、全然すすまなかったのです。
これ以来、
「あぁ、やっぱり、子どもにブラフは無理かなぁ」
と長らく封印していたのでが、「うつぼゲーム会」に行くたびに(といっても2回しか行っていませんが)、「ブラフ」の卓がたっていて、見ていると我慢できなくなってきました。
そこに颯爽と救世主のように現れたのが、我らが4年生たちです。
といっても、いつものメンバーとは別グループです。
いつものグループが「やんちゃ組」とするならば、こちらは「おしゃべり組」です。そして、やっぱり、他の学年を圧倒する元気を持っています(なんでなんでしょう?)。
「何人くるの?」
「えー、とりあえずわたしだけ来た。あと、1人はくるよ」
「おっちゃんまぜて、3人か。5人ぐらいいるといいんやけど」
「5人。まっててや」
はやいはやい。止める間なく、同じく4年生を5人集めてきました。
6人の最大人数でのブラフは、わたしもはじめてです。
「ブラフ」は、サイコロの目とその数を当てあうゲームです。
プレーヤーは、最初に5つずつサイコロを持ちます。そして、すべてのサイコロを他人からは見えないようにダイスカップに入れて、振ります。
手番のプレーヤーは、全員のサイコロの目を予想して、「何の目」が「いくつ」あるかを予想します。
このとき、自分のダイスカップのなかのサイコロを見ることができます。でも、他人のサイコロは、見ることができません。
サイコロには、「6の目」のかわりに「★の目」があって、この「★の目」は、どんな数字にもなります。
だから、「1~5の目」がでる確率は、「★の目」を入れて1/3になります。
「★の目」が出る確率は、1/6です。
全体のサイコロの数と確率を考えて、宣言していきます。
次のプレーヤーは、この宣言をつりあげることができます。
サイコロの目を大きくするか、サイコロの数を多くして宣言し直します。
でも、もし、前のプレーヤーが宣言しただけのサイコロが場にないと感じたら、
「ブラフ」
といって、すべてのプレーヤーのダイスカップをオープンにして、実際にその数があるかどうか調べます。
もし、そのサイコロの数が、前のプレーヤーの宣言の数よりも多かった場合は、「ブラフ」といった人の負けです。負けた人のサイコロがへります。
もし、そのサイコロの数が、前のプレーヤーの宣言の数より少なかった場合、嘘を見抜かれた前のプレーヤーの負けです。負けた人のサイコロがへります。
もし、そのサイコロの数が、前のプレーヤーの宣言の数とまったく同じだった場合。宣言したプレーヤーのみが勝者です。それ以外の人のサイコロが全員1つずつへります。
こうやって続けていって、サイコロが最後まで残っていた人が勝ちです。
さて、全体のなかで「ある目」を出しているサイコロの数を宣言するわけです。
これは、サイコロが30個だったら、「だいたい同じ目は10個ぐらいあるな」と確率で考えていくわけです。
でも、自分のダイスカップのなかのサイコロが、極端に同じ目ばかりでていたらどうでしょう?
可能性として、その目は、確率で考えるよりもたくさんあるかもしれません。
また、自分の前の手番の人が、ある数字を極端にたくさんの数宣言したならば、その人のダイスカップのなかには、その数がたくさんあるのかも知れません。
でも、なかには、自分が全く持っていないサイコロの目を、さも持っていそうに宣言してくる人もいます。
そう、このゲームの名前は、「ブラフ」(ハッタリ)なのです。
ふり直しといって、宣言するときにサイコロをいくつかダイスカップから出してもう一度振るルールがあるのですが、今回は、そのルールはなしでやりました。
あと、本来は、サイコロがなくなるとゲームから脱落していくルールなのですが、今回は、1人のサイコロがなくなった時点で、またはじめっからスタートというルールでやりました。
こうやって、厳しさをちょっと緩和すると、負けてもすぐにゲームに戻れて、プレッシャー小さくなるかな?
決断力と行動力の4年生ですが、やっぱりボーダーのときは、すごく悩んでいました。
「あー、ドキドキする」
とか、それを楽しんでしまうところがいいところです。
今回は、極端な目というのは出なかったのですが、30分ほどしているうちに、けっこう勘のいいところを見せてくれました。
ひとつは、
「あー、おっちゃんの横の席は、イヤやーー」
別に、嫌われているとか、そういうわけではないですよ。
わたしのところで、急に宣言をあげるので、左隣の人は、きつい選択を迫られるんですねぇ(笑)。
「えー、どうしようかなー。もう、星いっとこ」
宣言は、必ずあげるしかないのですが、★は1/6の確率でしか出ないということで、他の数字と1/2ぐらいの数を宣言すればいいことになっています。
失敗したときも、宣言している数が少ないのでへるサイコロの数が少ないんですねぇ。
それが、なんとなくわかっていたようです。
これができると、楽しみ増えたなー。
というきのうの出来事でした。
おとぎの国のドアはここなの
じゃあ、今日の「更新履歴」のタイトルが、なんでこんななのか、わかる人いますか?
わかった種ともこファンの人は、掲示板まで(笑)。
あと、きのうの日記の間違いを内緒でちょっとなおしましたが、はてなアンテナには、バレバレですか?
そっとおやすみ おやすみわたしのティンカーベル
そっとおやすみ
あれだけ、以前ここで、「気に入った」「気に入った」を連発していた「そっとおやすみ」をいっこうにプレーしている様子がないが?
という、ツッコミを入れられる前に書いておきたいと思います。
「そっとおやすみ」、いい感じでプレーしております。
3年生や、1年生たちとプレーしています。
まあ、欠点といえば、3人以上(出来れば5人以上)人が集まらないとできないところぐらいです。
なぜ、あのいっぱい集まってくる4年生とやらないの?
と思われるかもしれませんが、彼らは、元気すぎてこのゲーム向きな人たちではないのです。
この子たちと一緒にやったら、アクションゲームとま間違えで、カードがペコペコになってしまいます。
現に、この子たちがよく遊ぶ「ヒューゴー」の箱と「ワードバスケット」の箱は、かなりヨレヨレになってしまっています。
ゲームが、「派手に踊りな」とか、「ガンガンいこうぜ」ならば、カードが破れてもこの子たちと遊ぶと思いますが、「そっとおやすみ」とは違うかなと感じております。
多分、子ども、ゲーム、お互いのためだと思うのですが、どうでしょう。
最初にプレーしたのは、3年生の2人と1年生の1人、そして、りんでした。
いつもは、
「ちょっと難しいかな?」
となかなかゲームに参加できない1年生なのですが、このゲームならできそうです。
ルールを説明すると、「うすのろ」を知っている子がいて、
「『うすのろ』と同じやあ!」
の声。それにうなずいて、
「そう。でも、このゲームでは、一番最後になっちゃった人は、この『おねむちゃんカード』がもらえます」
と『おねむちゃカード』を見せてあげます。
「ほしいでしょう。でも、このカードが少ない人が勝ちになります」
このへんで、もらった方がいいのか、もらわなかった方がいいのか、子どもは、少し混乱しています。
ま、どっちでも、いいか(笑)。
なんのカードにでもなるジョーカーが、プレーヤーの人数と同じだけなかに入っていますから、けっこう簡単に4枚集まります。
りんが、4枚そろったときは、こんなふうにやるんだよと、本当に、そっと、カードをふせます。
子どもたち、たいがい自分のカードを真剣ににらんでいますから、3秒ぐらいはおくれます。
カードをそろえるのは、わたしとあと1人の3年生の子が多かったです。
多分、集まらない子は、集まりやすいカードを集めているのではなく、自分の好きな顔のカードを集めていたのだと思います。
だって、ジョーカーもまわってきていましたから(笑)。
そのうち、自分の手番以外のときは、自分のカードではなくて、人の動向が気にできるようになってきました。
3年生の1人は、マイペースで、じっと自分の手札をにらんでいましたが。
どっちが、カードを置くのが遅かったか、判定が微妙なときもありました。
そんなときは、ちょっと、おねむちゃんカードの数を見て、割と自然に少ない方が、
「わたしが遅かったかな」
と引き取っていました。
マイペースな子のところにおねむちゃんカードがけっこういっていたので、わたしは、大人としてちょっと調整します。
そろったカードを取っておいて、その子が気づいていて、他の子が気づいてなさそうなときに、そっとカードをふせたりします。
でも、何回かに1回の割で、それでもふせるのがおくれちゃうんですねぇ。
で、その子の言葉。
「あんなぁ、前なぁ、『うすのろ』したときなぁ、わたしなぁ、『うすのろ』にばっかりなってなってなぁ、さいごいやになって泣いてん。でも、これは、おもしろいなぁ」
ゲームのシステムは、ほとんど同じです。でも、ゲームする人に対する思いの違いで、同じゲームでもやっぱり、印象やおもしろさが変わってくるのだなぁと思いました。
子どもとプレイするときは、やっぱり、プレーする人に対して優しいゲームをやりたいものです。手を抜くとか、そういう意味ではなく。
子どもとゲームをしてみて、改めて気づいて驚いたのは、カードの大きさです。
「そっとおやすみ」は、小さいカードなのですが、それが、子どもの手にフィットしています。
トランプぐらいの大きさだと、大きすぎて1年生とかは持てないのです。
そういうところまで、考えてあるのかなぁと感心しました。
負けた子も、勝った子も、ニコニコとゲームを終わりました。
甘いですか?
でも、勝ち負けをいい加減にごまかすのではなく、勝ち負けは、しっかりとそこに存在しています。
でも、いつもは受け入れにくいその「負け」という状態を、すごく優しく受け入れさせてくれるこのゲームは、すごく、いいゲームだなと思います。
久しぶりにその日のことをその日に書いた
これで、メンバーが固定だとゲームするスピードが上がるのですが、微妙に変わっていくので、難しいんですよねぇ。
でも、固定してほしいとは、思わないです。
複雑なところです。
ラー お試し篇
ラー
くぼた屋さんに、「ラーのリファレンスはこちら」と教えていただいてから、はや2週間ほど。
とうとう、環境が整って、今日、「ラー」をプレーしました。
ということで、ご報告です。
プレーしたのは、4年生3人とりんです。4年生は、いつも大人数で来るので、
「今日は、2つにわかれろ。かたっぽは、おっちゃんが新しいゲームを教える」
と言って、2つにわけました。
もともと、先に目的のゲームがあって来ているので、こういっても、りんのいる方に人数が集中しないのが、この4年生たちのいいところ。
今までは、どちらかというと、りんの方に集まらないという心配もありました。でも、最近は、「ワードバスケット」というやってみたら楽しかったゲームもありますので、「新しいゲーム」も、魅力があります。
で、「新しいゲーム」に挑戦するチャレンジャーが3人、「ブロックス」をする子が3人、「新しいゲーム」を観戦だけしようという子が1人にわかれました。
見てるだけなら、「ラー」か、「ブロックス」どっちかに入れよ。
でも、見てたいそうです。で、あっちは、3人「ブロックス」(笑)
「『ラー』っていうゲームです。ゲームの目的は、このタイルを集めることです。タイルを上手に集めると、いろいろ点数になります」
と子どもたちに説明して、印刷したリファレンスを渡します。
「そこに、どんなカードを集めたら、何点になるかが書いてあります」
えー、いきなりこれを渡されても、読みません(笑)。
いいんです。読みたくなったとき、このリファレンスがあれば。
リファレンスとは、そういうものです。
「これは、『太陽チップ』といって、お金のかわりみたいなものです」
と言って、太陽チップを見せます。
「これで、タイルを買うわけです」
そして、ジャンケンをして、自分の太陽チップを取っていきます。
「どれでも、おんなじやんなぁ?」
「まぁ、合計は同じになるようにしてあると思うよ」
まあ、わけもわかりませんが、とりあえず3つずつ組になった太陽チップを取っていきます。
「おー、これ、なんかすごく気持ちいいぞー」
木でつくられた太陽チップは、肌触りがよいと評判です。
ええもんは、派手でなくても伝わるんやねぇ。
「さて、ゲームをはじめます。一番大きな太陽チップを取った人が1番です。その人は、このタイルの山から1枚タイルをめくります」
「ぼくか」
パラリ。
ファラオのタイルです。
「ファラオや」
かしこい子は、リファレンスを見てタイルの名前を見つけます。
「そう、ファラオ。王様です」
「王様?ファラオってかいたるでー」
「だから、王様のことをファラオというのだよ」
「ファラオって知ってるぞー。『遊戯王』のまねやー」
きみたち、4年生なんだから、もうちょっと世の中の仕組みというのを考えようね。まだちょっと、自分たち中心に地球が回っているようです。
「カードは、ボードのここにおきます。で、次の人の番になります。
次の人は、カードをめくってもいいし、ラー宣言というのもできます。ラー宣言というのは、ようするにこのボードに出てあるタイルを買いたいということ。ほしかったら、ラー宣言して、みんなでこれに値段をつけます」
「え、したほうがいいの?」
「普通は、もうちょっと、めくってタイルがならんでからの方がええわな。ただタイルが多いとみんなほしがるから、値段が高くなるし、タイルが少なかったら、みんなお金出さへんから、値段安く買えるかもしれん」
「ふーん」
絶対、理解できてない「ふーん」ですが、まあとりあえず、今は、「ラー宣言」しどきではないとわかったらいいです。
で、何枚かカードがめくられて、「ラー」のカードがめくられました。
「お、これは『ラー』のカードです。これがめくられると、自動的にこのタイルを全部買う人を決めることになります」
「買う買う」
「順番に、このタイルを買うためにどの『太陽チップ』を払うか、言ってください」
1人ずつ自分の出せる太陽チップを言っていきます。もちろん、タイルがいらなければ、パスしてもOKです。本当は、前の人よりも自分が出す太陽チップが小さい場合は、絶対に競り落とすことはできませんので、言わなくていいのですが、そのあたりは、慣れるまで難しいようで、安い値段でも言っていました。
「1番、高い値段をつけた人がタイルを全部もらいます。そして、使った太陽チップとボードの上の太陽チップをかえっこします」
「うわ。1円になってしもた!」
これは、先に言っておいてあげた方がよかったですね。
「裏向けにおいておきます。2回戦をするときは、それが最初の太陽チップになります。」
あとは、わりと順調にゲームは進んでいきました。
タイルがいっぱいでほしいのに、高い太陽チップがなくて、悔しがったりと、競りのおもしろさもちょっと味わったかな?
1ラウンド目は、全員が太陽チップを使い果たして終了となりました。
「では、ひとまず点数を計算します」
と、ここで、最初にステーレンを5点ずつ配っておかなければならなかったのに気づきました。
「最初から持ってる点、5点」
子どもたちは、自分のとったタイルの枚数を一生懸命数えています。
「神様のタイルを持っている人に1枚2点」
「神のカード」は貴重だから、ケットしなければならないというのは、ゲーム中の子どもたちの言葉。
きみら、ゲームまちがえてへんか?
まあでも、ちゃんと、利用しておりました。
「ファラオのタイルを1番持っている人に5点。ファラオのタイルの1番少ない人に-2点」
「マイナス?」
彼は、「葬儀」のタイルを競りとっていたので、ファラオのタイルを2枚すててしまっていたのです。
「ナイルのタイルは、1枚1点。でも、「洪水」のタイルがなければ、点数になりません」
今回は、洪水のカードはけっこう出ました。
「文明タイルは、3枚以上違う種類を持っていたら…。」
と点数を言っていった後、
「1枚もなければ、-5点」
「また俺やー」
いきなり、-2点。
「金を持っている人は、1枚3点」
時計を見ると時間です。今日のところは、1ラウンドで終了ということになりそうです。
マイナスになっちゃった子は、遺跡タイルばっかり集めていたんです。
やっぱり、3ラウンドするのは無理っぽいので、次回から遺跡タイルは抜いておこう。
ちょっとかわいそうなので、
「本当は、これを3回戦までします。それで、この遺跡タイルは、3回戦目だけ点数になります。
でも、今日は、時間がなくて終わりそうなので、遺跡タイルも点数に入れます」
ということで、遺跡チップも点数に入れて、なんとかプラス3点。
感想を聞くと、
「けっこう、買うのがドキドキする」
と、いい感じの答えです。
今回ので、タイルの集め方によって、点数が変わってくるのがわかったので、きっとリファレンスも役立ててくれると思います。
片づけながら、子どもたちが、ひそひそ話を。
どうやら、話題になっているのは、文明タイルのアンクのようです。
「おい、見てみろよこれ」
「千年アイテムやんけ」
「やっぱり、遊戯王のまねやな」
まぁ、あんまりにもかけ離れた世界というのも入りにくいものだから、それもいいか。
いいのか?
慣れてきたら30分で2ラウンドぐらいまではいけそうな感じです。
あしべゆうほが好き
最終回です。
長かった……。
ところで、なんで、更新履歴の題が、こんななのか、わかった人は、ぜひ、掲示板に連絡ください。
1月ゲームウォーク その8 ダークサイド・ブルース
ダーク・サイド
さて、これで「プロジェクトコア ゲームウォーク」の日記、最終回です。
長くかかりました。
今回のように、いろいろな日記のシリーズをまぜこぜに書いていくということをしたわけですが、やっぱり、後になればにるほど記憶がうすれていくのは、いかんともしがたいです。
今後は、時系列にそって書くのではなく、印象的なことから書き始めて、忘れちゃったことは、無理には書かないということも必要かもしれません。
頭よくないので、それがなかなかに難しいのです。
最後のゲームです。
他のゲーマーのみなさんは、少し歯ごたえがなかったなかったとに感じられたようですが、りんはけっこう楽しみました。この「ダーク・サイド」。
ダーク・サイドといえば、スターウォーズを思い出します。
このゲームのボードも、なんか宇宙っぽい雰囲気です。謎の金髪の女の人の顔なんかが書いてたあります。
なんかちょっと、アメリカーーンな感じがします。まあ、わたしのアメリカーンな印象が、どれだけ国際的にみて正しいのかはわかりませんが(笑)。
で、ゲームの内容はというと、ジェダイの戦士として巨大な力を振るいながらダークサイドに落ちないように戦っていく……というものでは、全然なくて、わたしたちの日常生活のなかで見落としているような小さな悪事を暴き出していくというゲームでした。
ゲームは、自分の悪事は上手に隠して、人の悪事を暴き立てます。
自分や人の悪事は、カードに書かれています。カードは、「家族」、「友達」、「近所」、「仕事」、「休暇」の5つのジャンルにわかれています。そして、それぞれのジャンルでは、悪事の種類によって、その悪事の点数がついています。
例えば仕事のジャンルでは、「私は毎日机で居眠りをしています」みたいな軽いものなら1点ですし、「私は保険金をだまし取るため、職場に火をつけました。」のように犯罪と言わなければならないようなものは、5点です。
はっきり言って、ジャンルと点数だけが大切で、この悪事の中身は、あんまりゲームとは関係ないのですが、この全然ゲームとは関係のない部分が、このゲームの最大のおもしろいところです。
読むだけでおもしろいですよ。
「私はプールでおしっこをします。」とか、「私は母のハンドバッグからお金を『借りました』。」など、なんか青春の思い出っぽいのから、「私は狂った叔母を屋根裏に隠しています。」などのドキッとするやつ、「私は子供にサンタクロースはいないんだと言いました。」など、これはあかんのかーーと叫びたくなるヤツなどいろいろです。
でも、見てると1点の悪事の1つや、2つ、やっぱりしているかもしれませんねぇーーー。とそういう部分でも、ニヤリとできます。
読むだけでも、おもしろいですが、それではゲームの説明にならないので、ゲームをはじめます。
まずプレーヤーは、悪事のかかれた「秘密カード」を配られます。そして、手札を5つのジャンルごとに合計します。一番点数が高くなったジャンルが、その人のダークサイドです。
プレーヤーは、自分のダークサイドが、どのジャンルであるかを他のプレイヤーに悟られないようにしなければなりません。
手番にできることは、「アクションカードを引く」ことと、「誰かを告発する」ことです。
「アクションカード」には、いろいろな種類があるのですが、基本的に、手札を公開すればするほど、たくさん点数が入ってくる仕組みになっています。
ただし、手札を公開すればするほど、自分のダークサイドに関する情報を他のプレーヤーにさらしてしまうことになります。
「誰かを告発する」のは、リスクがともないます。もし、その告発が間違っていたら、点数がマイナスになります。だから、ある程度、証拠がそろってからになります。
最後のアクションカード実行されるか、全員のダークサイドが明らかになれば、ゲーム終了です。
点数ボードにコマを進めていって、ゲームを終了したとき、点数が1番高いプレーヤーが勝利するというのは、けっこうオーソドックスなゲームのルールです。
でも、自分のダークサイドがなんであるのかを他のプレーヤーから告発され、暴かれてしまったプレーヤーは、この勝利競争からドロップアウトしてしまいます。正体を見破られると、勝てなくなるのです。
そうなると、他のプレーヤーのダークサイドを全部暴いて、自分のと同じ立場に立たさなければ、いけません。全員のダークサイドが暴かれれば、その中で、1番得点の多かったものが勝利者になります。
実際のゲームです。
それぞれ自分のダークサイドがなにかわかったら、スタートプレーヤーを決定します。
スタートプレーヤーは、見かけが一番怪しい人物を選ぶのがよいでしょうととルールに書いてあります。
もちろん、「プロジェクトコア高槻店 ゲームウォーク」に来ている人たちは、みんな大人なので、
「せーのーでで、いっせいに指さして決めような。みんなでいっせいに、『見かけが一番怪しい人物』を指さすで。せーのーで」
てな、後に遺恨を残すようなことはしなかったのですが(笑)。
「ジャンケンポン!」
やはり、わたしがスタートプレーヤーか(笑)。みんな、うなずいていたような気がするのは、被害妄想ですか?
「アクションカード」のなかで、わたしがメチャクチャ気に入っていたのが「自慢カード」でした。
「自慢カード」は、数字を言って自分の前に置きます。
これによって、1つの悪事のジャンルについて手札に1枚か2枚で最低でもその数字になるカードがあることを自慢します。
「俺よー、おめーら気づいてへんやろうけどよー、実は、ワルなんだぜ。家族に7点ぐらいの悪事をしてるワルなんだぜー」
てな感じで、自慢するわけですね(笑)。
もちろん、これは、ハッタリでもかまわないわけです。
ここで他プレイヤーは相談して受け入れるか疑惑をかけるか決めなければなりません。もし自慢が受け入れられれば、その自慢チップ分の点数を獲得します。
もし疑惑がかけられたら、本当のところを言います。手札からカードを公開して証拠を示せば、自慢チップの2倍の点数を獲得します。
もし嘘をついていたら、それを認めて点数を獲得しません。
でかい点数を言うと、ハッタリだと疑惑をかけられることになります。
でも、それかせ本当だと、でかい点数×2倍の点数が入ってくるわけですよ。
えーと、わたしの悪事のカードは、2つのジャンルの得点が極端に高かったのです。
本当に高い方の悪事のカードは、そっとふせておいて、2番目のカードを使って、この自慢をやりまくって、点数を稼ぎまくりました。
こういう、ブラフ系のゲーム大好きです。
普通は、1点、2点の自慢をするんですよ。それを、6点、7点の自慢をして、しかも疑われて2倍の点数ですから、点数、バンバンですよ。
笑いが止まらないというんですか?はっきりいって、本当の悪者です。いやあ、悪いっていうことは、必要以上に自分が大きく見えることなんですねぇ。
点数も、ダントツトップ。
で、中盤、終盤の告発のときが!!
でも、安心。みんなが注目しているのは、2番目のダークサイドです。
トップをたたけということで、告発されるりん。
とうぜん、告発されるのは、2番目のダークサイドです。
告発は、2段階になっています。
告発されたプレイヤーは「法廷での証明」を求めることができます。
「じゃあ、出るとこ出ましょうか」
あくまで、不貞不貞しいワルりんです。
ここで、告発したプレイヤーは告発を撤回して告発チップを戻すことができます。ここで撤回すれば、告発側のリスクはありません。
「訴えてやる」
相手も、引く気はないようです。
「ジャーン、わたしのダークサイドは、これではありません」
この気持ちいいこと。
でも、周りの人間は、
「こんなけこのジャンルが悪いというのに、まだもっと悪いところがあるのかーー」
とビックリしていたと思います。
そして、何周かして気づくわたし。
あの2番目のダークサイドがバレてしまったら、もう、守ってくれるものがなにもない(笑)。
その後すぐ、あっさりと、ダークサイドを暴かれてしまいました。
あとは、人のダークサイドを暴くだけだーー。
と暴れようと思いましたが、すでにゲームは終盤戦。
全員の告発はできずにゲームは終了してしまいました。
ワルになりきれなかったので、いい人ということでひとつ。
後日、このゲームのことを妹に話しておりました。
けっこう、うけておりました。
「いやあ、でも、そんなカードあったら、わたしやったら、どんな悪いこと書くやろう。お兄ちゃんのマンガを勝手にお風呂にもって入って読んでることかな」
悪事カードを、自分で書くのだと思ったようです。
「お前、その悪事、何点ぐらいやと思う」
「うーん、1点」
優しいお兄様の指導が入ったことは、書いておきます。
妹虐待?
この悪事は、何点ぐらいですか?