平井和正,読書「パッドン将軍」,ウルフガイ,キンケイド署長,犬神,犬神明,黄金の少女

黄金の少女3 ウルフガイ7

3巻目。「パッドン将軍」。

凄いね。いや、濃厚ななにかが進行しているのですが、まったくお話としては動いている感じがしない。

あったことといえば、キンケイド署長がバイクで坂道を駈け降りててちょっと登った。
パッドンの戦車が暴走族とちょっと小競り合い。
ぐらいかな。

あとは、戦車の中でひたすら会話。黒人の俺等の気持ちなんて白人にわかるわけないとか、あと、キンケイドの回想。

主人公の狼人間は、神明がエージェントと接触。あと、虎がモニターに映った。

これ、ウルフガイである必要があるのか。これから、どんな展開になっていって、どんな終わりになるのか、まったく覚えていないし、想像もできないという。
たしか、虎2が、半獣になったのは覚えている気がするのだが、本当に、そんなシーンがあったのかなかったのか。

そして、これ本当に「犬神明」と合流して、完結するのか?

あしべゆうほ,池田悦子,読書あしべ ゆうほ,悪魔の花嫁,池田 悦子,秋田書店

悪魔の花嫁6

「王者の愛」だといいながら、けっこう、ウジウジなデイモスです。
いや、そもそも、美奈子にちょっかいかけて、まわりを不幸にさせるのはまだわかるのだけれど、美奈子関係ないときに動いているのはなんのため?仕事か?そして、仕事だとしたら、その仕事割り振ったんはだれよ。

ああでも、「恋人は守護霊」って、この話のバリエーションなんだなぁと思って読んでいました。
で、綺麗な結論の出し方としては、あのお話が全部結論だしてしまっている。

ヴィーナスは、けっこう、聖女ではないので、そこでこの話の落としどころをどうするかが楽しみなところです。
落としどころがあれば……なんですけどね。

荒川弘,読書アルスラーン戦記,ガンガンコミックス,スクウェア・エニックス,ファンタジー,荒川 弘,鋼の錬金術師,黄泉のツガイ

黄泉のツガイ1

荒川弘の新作。
Kindleの方が優先的に読まれる傾向があるので書籍の「アルスラーン戦記」の方が先に購入しているのですが、こっちから読まれることに。

表紙の絵から、異世界的なファンタジー系かと思っていたら、割と現代物。いや、ファンタジーなんだけれど。
隠里みたいなところで育てられた双子の話で、そこは、なんか、現代社会とは隔離されたところですが、それが、襲われるところから話は始まります。

「鋼の錬金術師」と同じく底の方には、かなりダークな物がながれていそうな感じで、これからの展開に期待です。

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ジョジョの奇妙な冒険 クレイジー・Dの悪霊的失恋1

東方 仗助でとホル・ホースという番外編。あと、それに花京院の従妹。

これって、読む前は第4部の後日譚だと思っていましたが、なんとまさかの前日譚ですね。
第3部と4部の間という感じです。
常助とホル・ホースの気があっているのが、けっこう笑えます。
そして、ボインゴ、ほぼ本以外は活躍していないという。これで、退場か?というか、トト神、誰のスタンドやねんという感じですねぇ。

漆原友紀,読書アフタヌーンコミックス,平家物語,映画,漆原 友紀,蟲師,講談社

蟲師10

蟲師、完結編。
ほんとうに、なにか大きな話があるわけでもなく。淡々と。

なんだか、涙腺がゆるくなっております。
なんでもないお話で、泣けることがあって、アニメの「平家物語」とか、この前見た映画の「メタモルフォーゼの縁側」とかも、泣いているのですが、蟲師の10巻も、それと同じ箱の中に入っています。

いや、良く考えれば、「平家物語」も、「蟲師」も、けっしてなんでもないお話ではないのですが。
それでも、動的なエモーションではなくて、静かになにかが動かされる感じがします。