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ナイトランド・クォータリー31 往方の王、永遠の王 アーサー・ペンドラゴンとは何者だったのか

「新創刊準備号」の次に読む31号。
けっこう、雰囲気変わってますねぇ。幻想と怪奇というよりは、もうちょっと真面目にファンタジーよりです。というか、途中、論文みたいなのもなかったか(笑)
まあ、特集が「往方の王、永遠の王」ということで、アーサー王伝説なので、よけいにそうなのかもしれません。
しかし、アーサー王の物語をいろいろ読めて面白かったです。

アーサー王伝説で好きなのは、「アヴァロンの霧」シリーズで、ほぼ、あとどのアーサー王前節を読んでも、わたしの基本には、あの物語が正史としてながれています。
が、今回、そこに新しい解釈を付け加える物語もありました。
それが、1番好きというか、格好良かった花田 一三六の「Liar or Liege」のケイ卿。
こんなかっこいいケイ卿は、見た事がなかった。
そして、物語もあってると思う。もう、フィルターを通してしかケイ卿が見られなくなる格好良さです。