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サイボーグ・ブルース

以前読んだときは、なんともおもしろいなだけれども、盛り上がりのない話だなぁという感想でした。
アーネスト・ライトの怒りが、なんなのかがよくわかってなかったというのもあると思います。「8マン」も、まだ読んでいなかったしなぁ。

「8マン」の後に読むと、とても良く理解できるところが増える感じです。それは、批判的なものではなくて、なるほどという思いが強いです。

さいごの<ダーク・パワー>に取り込まれて終わるラストの苦々しさが、なんともかっこいいです。
結局、あやつられているだけではないかという感じ。そして、自分自身ではそれは決して認識できない。

今、下に本の情報を貼ろうとして、アマゾンを検索していましたが、わたしが購入したルナテック版の「サイボーグ・ブルース」がなくなっています???
ウルフガイ・シリーズも、ルナテック版「狼の紋章」だけ抜けているみたいだし。なんでだ?できたら、ウルフガイ・シリーズは、「黄金の少女」、「犬神明」が出ているルナテック版で購入したのだが……。