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黄金の少女4 ウルフガイ8

4巻目。「タイガーウーマン」。5巻目なんて、しらなんがな。
ということで、このラストの半人半虎の虎2は、メチャクチャ印象的で覚えています。

でも、ジム・パッドンの正体とか、そういうのはまったく覚えていないという。

このシーンの開放感のためだけに、今まで鬱々があるかと思うと、さすがにやり過ぎ感は強いなぁと。
犬神明の活躍を長いことまった先の物語がコレだったら、そらファンも怒るわと思います。

わたしは、「幻魔大戦」から平井和正に入った人間なので、それほど、ウルフガイにこだわりがなかったから受け入れたのかも。
ただ、ほぼ内容を覚えていないことを考えると、「狼のレクイエム」第1部、第2部と比べると、かなり飛ばして読んでいたんだろうなぁと感じます。
新人がこれ本にしてってもってきたら、訳わからんと突っ返されると思う。
でも、凄い迫力だけはあるという……。

これは、ウルフガイ・シリーズの方も、アダルト・ウルフガイ・シリーズみたいに天使の時代に入るぞという宣言なのかな。

さて、次は今まで読んだことのない最終巻。
キム、出てくるの?

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黄金の少女2 ウルフガイ6

「狼のレクイエム 第三部」だった時代には、多分、全4巻で2巻目は「キンケイド署長」だったと思います。
ちなみに、3巻目は「”パットン将軍”」で、4巻目が「タイガーウーマン」。あれ、5巻目は???

今調べたら、どうやらハードカバーの単行本になっていない部分があるらしい。マジか。

わりと題名通り、キンケイド署長ががんばる話です。遠景で、西城 恵とかも動いているという話はでてくるけど、まあ、話にはからまない。

うーん、この「黄金の少女」って、5巻つかって、不死身人間たちが、各地で追われながら大騒動を起こしていますよという一例をいいたいだけの話なのかなとちょっと思ってしまう。
そして、そんな単なる一エピソードが、それなりにおもしろいというのが、凄いところではあるのですが。