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平安遷都と密教の隆盛 新装版マンガ日本の歴史4

歴史マンガどうなんだろう(おもしろいのか?)と思っているのですが、この巻は、案外とおもしろかったです。

「応天の門」とか、長岡 良子の「古代幻想ロマンシリーズ」とか、そういう物語で書かれる時代だからかもしれません。

戦記物のマンガになる時代よりも、少女マンガになりそうな時代の方がおもしろいなと思った。
まあ、「応天の門」とか、「阿吽」とかは、少女マンガではないのですが、少女マンガっぽいと思うのです。
逆に、竹宮惠子の「吾妻鏡」とかは、少女マンガではなくて、戦記物で少年マンガに近かったのかも。

まあ、石ノ森 章太郎が、「マンガ日本の歴史」を最初かくのにこなれてきたというのもあるかもしれませんが……。

比叡山高校の出身者なので、最澄と空海の関係性はおもしろいと思っています。