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隣り合わせの灰と青春

元祖ゲームノベライズ。
かっこいいよねぇ。「ゲームの数値として、レベルっていうのがあるけれど、アレって結局なんなの?」とか、そういうことに、ものすごくストレートかつシリアスに答えています。

まあ、今ならもっとスマートにかける部分もあると思います。1それでも、なんだろう、ゲームを真面目なファンタジー小説にしたという画期的な小説なのです。

なによりも、題名がかっこいいよねぇ。「隣り合わせの灰と青春」。ファンタジー小説で、ゲームのノベライズにこの題がついているところが、今もシビれます。
まあ、「指輪物語」とかの小説から、TRPGがうまれて、そっからデジタルゲームの「ウィザードリィ」がうまれで、それがまた小説にもどるっていう構造も、面白いのですが。

そして、この小説が1988年で、たがみ よしひさの「私立北鳳高校K.I.E」が、1986年なんですよ。まじ、たがみ よしひさって、天才。

  1. 実際、小説にの中にレベルという言葉が出てくるのをきいたねぇさんは、爆笑していましたしね。 []

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ロトの紋章5 完全版 ドラゴンクエスト列伝

多分、こりより先に、たがみ よしひさ「私立北鳳高校K.I.E」があったはず。あまりにも早過ぎる天才。見る目そのものも、その作品も。

そして、「ドラクエ」。
それまでの藤原 カムイのマンガの傾向と変わったので、無理矢理かかされていたのだとずっと思っていましたが、「あとがき」を読むと、決してそんなことはなかったみたいです。
こういうストレートな資質も、藤原 カムイの中にはあったんだとビックリ。

ひねくれたアダルトな作品も、読みたいなぁ。

とりあえず、「チョコレートパニック」が読みたいです。

と思って、調べたら、うぉ、今、「チョコパニ」って、Kindleで読めるのね。
でもあれは、あのチョコレートな形の本が良いんだけれど……。