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紛争でしたら八田まで1

多分、「ゴルゴ13」と同じぐらい世界各地の紛争に詳しくなれる本。
まあ、わたしは、あんまり「ゴルゴ13」読んだことなくて、どっちかというと、「エロイカより愛をこめて」で勉強(笑)したクチです。まあ、あれは基本、東西対立ですけどね。
まあ、妙に大航海時代に詳しいのも、同じく青池 保子の「エル・アルコン-鷹-」とか「七つの海七つの空」のおかげです。あと、コーエーの「大航海時代」とかな。

まあ、ものがたりの中で、なんでそうなっているのかというのが語られるのは、普通に報道を読んだりするよりもわかりやすいです。単純化されているところ、リアルを伝え切れていないのに読者にリアルと感じさせてしまうという功罪はあるかもしれませんが。

それでも、そういう問題があると世界に発信し続けることは大切で、見えない問題は「ない」ことになってしまうので。

もちろん、世界は「ズバリと解決」とはいかないのですが、チセイの力が発揮されるのをやっぱり期待しています。

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三国志魂 下

あ~、マニアックだった(笑)
そして、これちゃんと、晋が成立するまで、同じテンションでやっているのがすごかったです。
吉川 英治とか、完全にだれてるもんなぁ(笑)北方三国志は、割と最後までがんばっていた記憶が……。あるような…。遠い。

しかも、この人たち、コーエーの歴史投稿雑誌でらしい。
おい、お仲間がいるぞ~。

荒川 弘,杜康 潤
コーエーテクモゲームス
発売日:2012-03-28
 

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うまなみ三国志

題名から、ちょっとエッチな話かと思っていたら、ものすごいストロングスタイルの三国志の豆知識(というより、三国志時代の歴史の豆知識)のマンガでした。
しかも、前半のコラムとマンガが別れていない「あらすじ編」のパートは、字が小さすぎて読めないぐらい半端ない情報量。

そして、結論は、やっぱり曹操はすごかった……という、ごく当たり前の結論に。

でも、孔明が謎のホーミングをしてビームを出す人という認識は、本当になつかしいなぁ。
でも、そうやって、三国志に入っていく人って、けっこう多いのかも。わたしは、NHKの人形劇からかな。もしかすると、そのパロディの「STOP劉備くん!」からかな?
妹は、そこから、ゲームに進んだんじゃないかと思います。

妹は、三国志マニア(?)で、その影響が、強いですねぇ。
まだ、「コーエー」が、漢字の「光栄」で、元気だった時代のお話です。

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龍の花わずらい1

草川 為って、恋愛関係の話は、けっこうさりげなくて、どっちかというと苦手なのかと思っていました。

でも、最近の「十二秘色のパレット」とか、けっこうラブラブのお話が多くなってきました。

そして、今回のこの「龍の花わずらい」は、なんと恋愛が大テーマ、三角関係が中心の物語です。
すげー。

でも、やっぱり女の子は、色っぽくはなくて魅力的で、ドロドロはしていないのです。

しかし、女の子が、龍に変身するっていうのは、どうよ(笑)
しかも、蛇使いに操られているし(爆)

ある意味、パワー的にも、モテ的(?)にも、最強かも。

あぁ、このあたりが、アンジェリークとか、コーエーのネオロマンス・フォンの心をつかむのか?

いや、けっこう、わたしの心もつかまれていますが……。

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マジェラン

ちょっと、「貴族のつとめ」、「サンファン」と(それから、「前置き」も)、書きながら、

「何でこんなに長すぎるんだ?」

というのが、自分的にもあります。
それほど、複雑なゲームでは、ないはずなんですがねぇ。
ルールが手元にあるもので、ついつい詳しく書いてしまう。でも、あんまりわかりやすくないところが、問題です。

今回の「マジェラン」は、所有していないゲームなので、あっさりめのレポートになるかなと思います。
ただ、その場合は、記憶違いがこわいです。

題名が、「マジェラン」。
でてくるキャラクターが、コロンブス、バスコ・ダ・ガマ、クック、マルコ・ポーロといえば、大航海時代、海に乗り出す冒険家たちです。
ん?なんか、1人だけ、あんまり海に乗り出していない人が混ざっているような気もしますが……1

どんなゲームを想像していたかというと、コーエーの「大航海時代」とか、アートディンクの「アトラス」とか、懐かしのPCゲームです。
イメージとしては、未踏の海や大地に冒険家たちを派遣して、地図を作っていくようなゲームかなぁと思っていました。
ボードゲームでいうと、「ニューエントデッカー」みたいな感じです。

でも、「マジェラン」は、全然、そんなゲームではありませんでした。
どんなゲームかというと、競りゲームです。

だいたい、プレーヤーは、まったく冒険にでかけません。
プレーヤーは、冒険者たちのパトロンです。だから、当時の王侯貴族や、大商人といったところですね。
そして、自分が援助する冒険者を競り落としていきます。

競るには、お金が必要です。でも、ゲームの勝敗は、名声の高さで決まります。

冒険者たちは、「お金は儲けてくれるけど名声はさっぱり」という人から、「名声は稼いでくれるけど、お金を湯水のように使っていく」という人など、いろいろな特殊能力をもっています。

ゲームは、3つのラウンドにわかれています。
1ラウンド目は、すべてのプレーヤーが、すべての冒険者の競りに参加することができます。
1ラウンド目は、1人の冒険者について、カードが3枚あります。
だから、1人の冒険者について、プレーヤー3名まで競り落とすことができます。
つまり、1ラウンド目は、「コロンブス」を3人の人間が競り落とすことができるわけです。

このゲームのおもしろいところは、2ラウンド目からは、「1ラウンド目で自分の競り落としている冒険者の競り」にしか参加できないところです。
2ラウンド目の「コロンブス」の競りには、1ラウンド目で「コロンブス」をら競り落とした3人以外のプレーヤーは、参加できません。
そして、2ラウンドの冒険者のカードは、2枚ずつしかありません。だから、2ラウンド目では、必ず誰かが脱落してしまうことになります。

ということは、1ラウンド目に、「コロンブス」のカードを3枚とも独占してしまえば、2ラウンド目、3ラウンド目と、競りがおこなわれないので、最低の値段で「コロンブス」を雇うことができそうです。

今回は、はじめてということで、わたしはこういう考え方で、プレーはしたのですが、これは、バランスが悪くなって、イマイチな作戦であるようでした。

バランスよくいろいろな人を競り落としていって、2ラウンド目、3ラウンド目で、できるだけ自分が競り落としていく人の数を減らさないようにしていくのが、理想的な進め方なのかなぁ。

今回は、3ラウンド目の競りに、もう、全然参加できないプレーヤーがいたりして、わたしの印象としては、けっこう難しいゲームだなぁという感想でした。

わたしが独占した冒険者が「コロンブス」で、バランスはそんなにわるくないと思うのですが、なんか、特殊効果の「拒否権」というのが、今ひとつ理解できなくてゲーム中1回も使えなかったのも、ちょっと不満の原因かな。
なんか、競りをやり直しさせられるような力だと思うのですが、使いどころが難しいのです。

多分、冒険者の特殊効果とかをしっかりと分析して覚えて、相手のお金をカウンティングしてという、高度な遊び方をして、味が出てくるゲームなのだと思います。

周りの方たちの反応は、

「なかなか、いいゲームだ」

という感想だったことを付け足しておきます。
もう1回ぐらい遊んで、結論を出そう(というゲームは、たいがいもう1回遊ぶ機会はないという……)。

  1. さて、仲間はずれはだれでしょう? []