紛争でしたら八田まで9
地政学が、戦争の道具的な側面もちょっと見えてきた感じがします。
これ、理想を描かずにただ利用するだけだと、かなりひどいことでも、最低限の被害におさえられたと自分にいいわけしながら動きそうでちょっと怖いですねぇ。
飛王リードの願いは、死者を蘇らせること。蘇らせたい死者が、一体誰なのかは、まだかかれていないのかな。
まあ、それが誰であっても、それぐらい思っている人がいるということが大切。
世界の理を越えて、それを実現しようというものと阻止しようとするものが対立している。
そして、今のところ、飛王リードの思惑通りということでいいのかな。
そうすると、「ツバサ」のメインのキャラクターたちは、コマとして動かされている感じが強いです。
そのコマたちが、このたびの果てで「大切な人」を失って、誰かをコマとして動かしてどんなことをしてでも、失ったものを取り戻そうとする。
そういう永劫回帰的な物語になっていきそうな感じがします。