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死んだ息子の遺品に息子の嫁が入っていた話2

最終巻。
割と短かったな。まあ、息子死んでるしなぁ。そこは、あんまり発展のしようがない。
でも、持ち主が死んだ後のロボットという問題は、確かにあるし、その死後に意味を持たせたというのは、今までのロボットものから先にいった気がします。

これも、「感情がない」も、妻はロボットとしてはスペシャル仕様だったという感じです。いや、こっちは、元々、どのロボットもオーダーメイドという感じなのかな。けいこ型のロボットみたいなものは、この世界にはいない。
ミーナは、ミーナのシリーズのなかでは、かなり特別な初号機的な話だった記憶が……。
わたしは、若干、その設定いるのかなぁとも思っています。

多分、特別じゃなくくても、接した人によってロボットの反応の仕方も変わってくる。特別じゃなくても、それが個性になっていく。
人間にだって、ほんとうに感情があるのかないのかは、本人以外はわからない。わかるのは、反応だけです。
そして、その反応は、別に完璧なものでなくてもいい。ぼくらは多分、その欠損に恋をする。

特別でないロボットが、だれかにとって特別なバートナーとして認められる。次読みたいのは、そういう話かな。

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死んだ息子の遺品に息子の嫁が入っていた話1

いや、「僕の妻は感情がない」からのつながりで(どんなだ?)、ロボットものです。
違うところは、こっちはもうすでにロボットの拾い主がタイトル通りこの世にいないというところです。

恋愛ではなくて、日常とのギャップを楽しむコメディみたいな感じですね。

しかし、この子が、ロボットである必要は、ないような気もちょっとします。