腰抜け愛国談義 半藤一利と宮崎駿の
半藤 一利さんという方は、知らないです。けど、三国志についての対談本が出ていたので買いました。
「バカの壁」の人との対談よりは、おもしろく読めました。
まあ、それでも宮崎 駿は、基本的に人の話聞いちゃいないんですけどね。
それでも、政治的な話が全面にでないで、自分のマニアな趣味とかが中心になっていた方が魅力的だし、素直で楽しいと思います。
心性としては、実は宮崎 駿って、百田 尚樹とそんなに変わらないと思います。
辛口。
よくこれ、連載できたなぁと。しかも、本の宣伝の雑誌「ダ・ヴィンチ」で。
でも、これでダメだダメだと書いてある本も、読んでもみたくなってくるところが、いい批評だなぁと思いした
ほんまにそこまで非道いのかよとか。そのひどさは好きそう(笑)とか。
はじめは、豊﨑も男の人だと思っていたのですが(名前すらみずに読んでいたという)、女の人だとわかってから、面白さが増えた感じがしました。
まあ、「バカの壁」とかは評価されすぎだろうとちょっと思いますけどね。
つまらん本じゃないですか。
ベストセラーになって、残っている本と残ってない本というのがあって、やっぱり、残ってない本というのはひどいものが多いんだろうなぁという、当たり前の印象ですね。
題名が、いいよねぇ。
でもまあ、わたしはすべてが誤読だと思っています。そして、それで良いのだとも。
まあ、年寄り2人が勝手なことを言ってる。そんな感じ。
言うだけで、責任取らなくていいから(笑)
まあ、養老 猛司は、「バカの壁」のときから底がわれている感じです。
宮崎 駿はなぁ。なに言っても、自分のことは棚に上げてだからなぁ……。
わたしは、この人が、メジャーになったら、嫌いになったんだろうか??
おもしろいし、ある意味、納得できる部分もあります。
でも、結局、双方がお互いを理解できないのなら、
「お前との間には、『バカの壁』があるから、お前は、俺を理解できないんだよ。」
と言うのは、先に言ったもんがちのような気もします。
そこで、思考停止。終了。
この本が、そのための道具になるのは、イヤだなぁ。
じっさい、どっかの政治家が、そんなことを言ったらしいですねぇ。