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理解する前提条件がないのは、確実ですねぇ。このあたりの歴史の知識って、長岡良子のマンガだけだからなぁ。わたしの知識は。

でも、聖徳太子の時代から、藤原不比等の時代まで、地続きで続いているのだなぁというのは、すごく感じました。
それを感じさせてくれたというは、なかなか、貴重だったかな。

元々の神道の考え方などは、それは正しいかどうかは別として、とても魅力的なものではあるなぁと思います。
その魅力は、簡単に、政治的なプロパガンダになってしまう可能性があるので、気をつけないといけませんが。

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のだめカンタービレ5

おっ!のだめの成長キター!!

と思ったら、あっさり終わってちょっと肩すかし(笑)

でも、コレで満足しちゃう、欲のない人間をどうやって上昇させていけばいいかは、今までのマンガでは、なかなかかかれなかったのではないかと思います。

「YAWARA」が、ちょっとそんな感じのマンガでしたが、あれは、わりとあっさりと欲が少ないまま終了しちゃったからなぁ。

千秋の

「こいつ……どうすればいいんだ」

という思いは、やっぱり、指揮者的な視点なんだろうか?

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封神演義16 完全版

まあ、マドンナはおいといて、妲己(敵)にしろ、邑姜(彼氏付き)にしろ、蝉玉(彼氏付き)にしろ、ヒロインがいないっていうのが、このマンガの最大の欠点かも(笑)

でも、真面目な話、それによって太公望の弱点って、少し減っているんですよねぇ。
まあ、楊戩がその地位にはいってるといえばそうなんだが……。

さて、地上でのお話は、ここでいったん終了。
いよいよ、終盤戦に入ります。

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ぼくだけが知っている1

マスコミが、嬉々として子どもを殺している今この時期に、この本を読むというのも、なんともタイムリーというか……。

子どもの世界は、残酷で、偏見に満ちていて、そして、本人たちにとって「どうしようもないこと」でできている。かつても、いまも、これからも。
そんな、当たり前で、多分、子どもの時代には知っていた、そして、大人になるにつれて目をそらしてきた。そんなことでできているマンガです。

だから、礼智は、けっして特別な子どもではありません。例え大人にとって、それがどんなに非論理的で、ワガママ、子どもっぽく見えたとしても、それぞれ子どもたちは、自分の事情と、理屈の上で行動しています。

特に、大人と子どもの境界線にある10歳の時間のなかでは。

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餓狼伝19

プロレス。フェイクとか呼ばれつつ、いい仕事しています。
魅せにゃ。その心意気は、やっぱり好きだなぁと思います。
これは、わたしが、プロレスの黄金時代に、子どもだったからかもしれませんが。

以下、いつもの様にネタばれありです。