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まんがサイエンス11

11巻目。2008年刊行。

ロケットの話は、いつもより真面目ですよねぇ。

まぁ、ちょっとはいつものあさり節なブラックさもあるのですが、大変まっすぐななロケットに関するお話でした。
これを1年間通して連載させてくれるメディアがあるということ、というか、これを「連載してもいいよ」と言われるだけのスペースを作ったのは、今まで、あさり よしとおが、積み上げてきたものなんだろうなぁと思います。

ロケットの出てくる話は、他の話よりも、斜に構えるところが抜けて、正直なところがでてる気がします。
たしか、ホリエモンとかとロケットを作っているんでしたっけ。

こういうマンガが、きっと後に続く人を育てていくのだと思います。

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まんがサイエンス10

10巻目。2007年刊行。
ものすごく続いていますよねぇ。

これ、結構最先端の話なので、何年かおくと古くなっちゃいますね。
なかなか、まとめて読めないけれど、それはそれでなつかしかったりします。

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コーンウォールの聖杯

「闇の戦い」の前日譚だそうです。
「闇の戦い」は、まだ、読んでいないけれど。というか、読む順番としては、これでいいのかな?

えーと、「ゲド戦記」の「影との戦い」を読んだときも思ったのですが、書かれた時代のせいか、地味です。
これは、ゲドみたいに架空の世界を舞台にしているのではなくて、現実世界が舞台なのですが、ものすごく地味です。

子どもが、アーサー王伝説に出てくる「聖杯」に模してつくられたカップを宝探しするというお話です。で、悪い大人が、それを邪魔する。

でも、これって全部、子どもの妄想なんではないかと、物語が終わるまで、ずっと疑い続けていました。
きっと、わたしも、悪い大人の仲間だな……これは。

うーん、子ども心には、ワクワク、ドキドキするのかなぁ。大人たちを出し抜いての大冒険。
しかし、これは、なんていうか、子どもが危険なことをするきっかけになりそうな小説である気がします。

実際、子どもたちがやっていることって、自分の子どもがやっていたら、はり倒しているぐらい危険なことです。

それが、子どもにとって魅力的なのも、確かなんですが。

そして、なんか、太古から続く戦いに、ものすごい力を発揮するはずの聖杯に似せたカップですが、結局、どんな力があって、なんだったのか、さっぱりわかりません。

これを書いた時点で、もう、続編の構想があったということかな?

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武内 孝夫
学習研究社
発売日:2002-05
 

 

佐々木正美,子ども,読書佐々木 正美,子ども,子どもの成長に飛び級はない,学習研究社,就学前,育児,赤ちゃん

子どもの成長に飛び級はない

飛び級すると早く楽になると思ってしまうところが、どうしても大人にはありますね。
でも、本当は、どこかでそれを取り返さなければならないので、結局、苦労することになります。

ゆっくり、そして着実に、1歩1歩。

杉渕鐵良,読書子ども,学習研究社,家庭楽習でわが子は変わる,杉渕 鉄良

家庭楽習でわが子は変わる

題名は、わが子とか書いていながら、教師向けに書かれたらしいところとかもあって、「誰向けの本やねん」という気もしますが、まあ面白い方だと思います。

でも、結局、手がものすごくかかるということなんですよねぇ。
楽して……というのは、無理のようです。そりゃそうか。

ステップを踏むというのが大切。でも、そのステップを1つ1つ切り分けていく技術というのが、なかなか難しいのです。

家庭楽習でわが子は変わる―鉄人の学力向上法

杉渕 鉄良 / 学習研究社(2004/03)