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天使の羽をさがしてる1 Pシリーズ17 砂漠リーズ6

「砂漠を照らす月」から、続いての砂漠シリーズ。
今回は、リーとケビンで、学園の潜入捜査をする話です。

ただ、もしかすると今回の陰の主人公はロト氏かもしれない。

しかし、ロト氏に花があったとしても、こっからの関係っていうのはもう変わらないのが確定しているんですよねぇ。
なんというか残酷な話です。

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砂漠を照らす月 Pシリーズ16 砂漠リーズ5

「夢の果て」シリーズが終わって、「砂漠」シリーズ。
リーとテツの章。

リーが生きていくためには、テツみたいな存在も必要だったということでしょうね。

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夢の果て3 Pシリーズ11 夢の果てシリーズ3

あとのPシリーズの主人公たちが、けっこう出てくる3巻目。
こうやって見返してみると、緻密にそれぞれの人の関係全体をつくってからかきはじめたというよりも、やっぱりかいた順に話が膨らんでいった感じかなぁ。ロト氏とかも、「砂漠シリーズ」で見るのと比べると、そこまでの人とは思えない。
まあ、「夢の果てシリーズ」の中で見えている部分というのと、「砂漠シリーズ」で見えている部分は別なので、それはそれで、うまく機能している感じです。

うーん、今回のこのシリーズって、割とお話が時代順にならんでいる感じなのかな。でも、こういう編集の仕方をすると、物語が追加されたとき後半、時系列がバラバラになると思うんですよねぇ。例えば、「L7」とかは、まだかかれていないけど、おそらく「夢の果て」よりも前の時代の話になると思うし。

だから、この手の本は、かかれた順に並んでいる方がいいなぁと思っています。

まあ、売れなければ続かないので、売れそうな有名なのを前にもっていくというのもアリなんですが。

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砂漠をわたる風 後編 Pシリーズ8 砂漠シリーズ4

砂漠スリーズが、リーの強さを示して、いったん終了。
次は、長い「夢の果てシリーズ」に入ります。

この「砂漠をわたる風」とか、もう、商業誌じゃなくて同人誌で出ていて、まあ、昔だったら通販ぐらいしかまったく読むすべがなかったのですが、こうやってまとまって読めるのは、本当にうれしいです。
まだ、「耳に残るは君の声」は、このコミックスのなかには入っていないみたいなので、続々、つづいていって欲しいと思います。

ほんとうはこれを早川書房にしてほしかったんだよ~。

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砂漠をわたる風 前編 Pシリーズ7 砂漠シリーズ3

逃亡劇。
Pシリーズって、緩やかな歴史はあるのだけれど、まあ、あらすじだけおっていけば、まあ、シチュエーションは違うけれど全部同じ話だといってもいいのだと思います。

でも、飽きない。これはやっぱり、細部が丁寧にかかれているからというのがあると思います。
大きな筋として、P迫害があるけれど、立場や考え方などは、それぞれ違う。そこが、魅力的です。

さて、この先のお話が、「火垂るの墓」みたいになっていくのか、というのも興味深い。