トラフィックス

北原文野,読書

夢の果て3 Pシリーズ11 夢の果てシリーズ3

あとのPシリーズの主人公たちが、けっこう出てくる3巻目。
こうやって見返してみると、緻密にそれぞれの人の関係全体をつくってからかきはじめたというよりも、やっぱりかいた順に話が膨らんでいった感じかなぁ。ロト氏とかも、「砂漠シリーズ」で見るのと比べると、そこまでの人とは思えない。
まあ、「夢の果てシリーズ」の中で見えている部分というのと、「砂漠シリーズ」で見えている部分は別なので、それはそれで、うまく機能している感じです。

うーん、今回のこのシリーズって、割とお話が時代順にならんでいる感じなのかな。でも、こういう編集の仕方をすると、物語が追加されたとき後半、時系列がバラバラになると思うんですよねぇ。例えば、「L7」とかは、まだかかれていないけど、おそらく「夢の果て」よりも前の時代の話になると思うし。

だから、この手の本は、かかれた順に並んでいる方がいいなぁと思っています。

まあ、売れなければ続かないので、売れそうな有名なのを前にもっていくというのもアリなんですが。