市川春子,読書アフタヌーンコミックス,宝石の国,市川 春子,講談社

宝石の国10

月の宝石たちは、次第に自分自身を見失っていく。
そもそも、自分なんてあったのか?

カンゴームとエクメアは、それなりに安定している感じ。それならば、祈られて無に行く必要はあるのか?

220年たって、忘れ去られたフォス。
さて、金剛は彼をどうする?

島本和彦,読書ビッグバンプロジェクト,マンガ,ワンダービット,島本 和彦,島本和彦 漫画全集,SF

ワンダービット5 熱血SF短編集 ハルマゲドン失敗す(上) 島本和彦 漫画全集

「ハルマゲドン失敗す」上巻。いや、前のカメムシ男のときもだが、そもそも、短編集で上下にタイトルをわける意味はあるのか。
そして、熱血SFというジャンルそのものが、実は思いっきり笑わせにきているのではないか。
いろいろ、思うところはあります。

島本作品のなかでも、実験的な要素が特に高い作品が詰まっています。

松本零士,読書ブラックホール帝国,マンガ,四次元時計,幽霊聖女,松本 零士,3000年の春,eBooksJapn Plus

3000年の春

この時代のマンガ家さんって、ワンパターンといえばそうなんだけれども、それでも、長編もかいて短編もかいてで、凄いパワフルだと思います。
というか、長編だって、ほとんど1話完結な物語が多かったんだから、ほぼ連載のたびに、頭からラストまでの話をかいていたんですよねぇ。

もちろん、アイデアの使い回し、キャラクターの使い回しというのはあるのですが、それでも、飽きないしおもしろい。

そして、それぞれの題名が、イメージ広がります。「3000年の春」、「四次元時計」、「幽霊聖女」、「ブラックホール帝国」。

梅田阿比,読書クジラの子らは砂上に歌う,ボニータ・コミックス,梅田 阿比,秋田書店

クジラの子らは砂上に歌う15

どんなことにでも、犠牲はある。
立場によって、その「小さな」犠牲の規模は変わる。

世界全体から見れば、泥クジラの民全部の命は「小さなこと」かもしれない。
また、泥クジラの民からすれば、周りの世界の不条理や苦しみは、自分たちの命と引き換えにできるほど大きなことではないのかもしれない。

世界系の物語が問い続けてきた答えのない問い。
それでも、血を流しながら、考えていく。
贖罪すらも、罪を犯さずになすことができないボクたちは。

福田晋一,読書その着せ替え人形は恋をする,スクウェア・エニックス,デジタル版ヤングガンガンコミックス,福田 晋一

その着せ替え人形は恋をする1

アニメ良かった。ということで、原作です。
期待しているのはエッチなやつで、まあ、その期待に背かないのですが、それ以上に甘々なところが良かったですねぇ。
なんというか、新菜も、海夢も、いいやつですねぇ。わかな、まりんとアニメで耳からだけ名前を聞いていたときは、こんな字だと思いもしなかったですが(笑)

2人ともがまっすぐ過ぎて、赤面のポイントがほんまそこでいいのかというところが、笑いのツボでした。

まあ、妄想の中だけの人たちだとは思うけれど、なかなか、爽やかな妄想だと思います。そういう妄想があっても、いいんだ。