範馬刃牙28
そして、千春さん。
これ、勝敗ははじめっから決まっているよねぇ?せんといけんの?
と思いつつ、やっぱり、熱いからいいかと思っている自分もいるという。
「怪物島編」から、「砂漠のモーゼ編」へ。
シームレスにお話は続いているのに、方向転換した感じが凄い。
どの辺の年齢を対象に、「サイボーグ009」をかくのがいいのかを、石ノ森 章太郎も試行錯誤していた感じがします。
ずっと読んでいる層は、どんどん年齢が上がっていく。そして、求められる物語自体も、けっこう時代と共に難し方向というかリアル志向にいく。始まった頃はそれなりにリアルな設定でも、けっこう、時代の空気は感じてしまいます。
そして、けっこうあっさり終わる。このあたり、「神々との戦い」編に入らない限り、そう盛り上げるわけにはいかないというのもあるのかも。
エルフにとっては、あんまりにも短い人間の一生。
今、「ロードス島物語」でも、バーンがいなくなった後のディードリットの物語がかかれていますが、あんな感じ。まあ、あっちは、冒険いっぱいっでディードは脇役な感じであります。こっちは、冒険用は少なめです。
元祖の「指輪物語」では、人と結婚したら寿命が人と一緒になるという話があったような気もしますが、違ったっけ?
人と接して少しずつ変わっていくのは、人もエルフも変わらない。まあ、一生分の何割かを費やして変わっていくのだとすると、エルフのそれはその分母の部分がメッチャ長いので全体の影響としては少なく見えるのかもしれませんが。
エルフから見れば、なんでそんなにコロコロ変わるってなるだろうしねぇ。
実は、もっと100年とか200年があっという間にたっちゃう物語だと思っていたのですが、そうすると、人間には理解できなくなっちゃうのかも。