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大村はま 優劣のかなたに 遺された60のことば

伝説の国語教師、大村 はま。
その人の言葉と様子を、弟子が伝える1冊。

すべてをなげうって、教育に尽くしたことが伝わる。
それが、誰にとっても正しいのかどうかは、わからないですが。

すべてをなげうって、それは尊いことではあるのだけれども、それを人に強いる社会はどこか歪んではいないか?
もちろん、大村はまの人生が、充実した素晴らしいものであり、またその業績が偉大なことは認めた上で。そして、けっして大村自身が強いられたことではないだろうとは思ってはいるのだが。

それは、そんなに頑張れる「才能」が自分にはないというひがみや嫉妬であるとも感じるのだけれど。

栗本薫,読書妖怪,小学館,栗本 薫,魔界水滸伝,P+D BOOKS合本版

魔界水滸伝10

11巻で1部完結ということで、ちょっと中間地点的な1巻です。
涼の正体も、なんとなく見えてきたのか、謎が深まったのか。三位一体ねぇ。

まあ、勢いだけで話が突っ走っている小説という感じではあるので、そこが楽しいのですが。

そして、あいかわらずの鬼のヒキ。

柴田ヨクサル,読書エアマスター,ジェッツコミックス,マンガ,柴田 ヨクサル,白泉社

エアマスター15

ジュリエッタ対サブミッションハンター。
完璧を超えるのは、勢い。これは、マンガとして正しいと思います。

まあ、ならパパも超えられそうなんですけどね。

山田ミネコ,読書パトロール伝説,ファンタジー,マンガ,メディアファクトリー,山田 ミネコ,戦争,最終戦争,最終戦争シリーズ,樹海都市伝説,講談社

樹海都市伝説 最終戦争シリーズ

オールカラー。
そして、これがマンガ版最後の「最終戦争シリーズ」になるかな。ファンタジー風の世界だと思っていたので、「最終戦争シリーズ」といいながら、「半月大神」のシリーズに分類される物語だと思っていたけれど、シティ・メグロということで、これは、永都たちの世界と地続きなのかな?
でもまあ、「パトロール伝説」が、いよいよ完結したら、このお話は、宙に浮いた感じになるのかなぁ。

これも、メディアファクトリーから、文庫が出ればいいのにと思うけれど、オールカラーだと難しいかな。
なんせ、Kindleでもいいので、全部集めたものが欲しいですねぇ。

田素弘,読書モーニングコミックス,田 素弘,紛争でしたら八田まで,講談社

紛争でしたら八田まで2

たしか、無料で公開されていたウクライナ編。
ロシアというか、ソ連というイメージの多くが、けっこうウクライナなんですねぇ。ちょっと、それにビックリした。それだけ、注目を浴びてきた地域であるということだと思います。

チセイといいつつ、けっこう、プロレス技でいろいろ進んでいるところは、若干気になるが……。まあ、話し合いができる状況にするというのは、とても大切なことだと思います。