板垣巴留,読書少年チャンピオン・コミックス,板垣 巴留,秋田書店,BEASTARS

BEASTARS13

退学して独立。
じいちゃんとの再会。

しかし、うれしくなると毒がでるのなら、どうやって暮らしていたんだとちょっと思います。

しかし、今まではほぼ学園内のお話で、一気にここから世界が広がった感じがすごい。なんというか、人付き合いが苦手っぽいレゴシですが、けっこうみんなから受け入れられて愛されているな。

荻原規子,読書つる花の結び,源氏物語,理論社,荻原 規子

つる花の結び 上 源氏物語

中の品の物語。本当は、こっちよりも先に「宇治の結び」があったみたいですが、なんか間違えてこっちを先に。
なんか、もしかしたら、このあたりの掌編の方が、メインの「源氏物語」の流れよりも少し先に書かれた部分があるのではないかというお話には、ちょっとありうるかもと感心しました。別に、この流れ全部を先に書く必要はなくて、ちょっと掌編を書いて、大長編を書いて、落ち穂拾いをしてというのは、確かに充分考えられる気がします。

なんだろう、新しい解釈とかがあるわけではなくて、ただ淡々とお話が流れていくだけなのですが、なんでこんなに読みやすいんだろうと感じています。
そして、ヘッセ全集とこの荻原源氏は、読んでいるとものすごい多幸感が溢れてくるんですよ。理由は、謎なのですが。

藤田和日郎,読書クトゥルー,双亡亭壊すべし,小学館,少年サンデーコミックス,松本 零士,神話,藤田 和日郎

双亡亭壊すべし4

宇宙にいくという、松本 零士的な展開にビックリしました。
なんか、クトゥルー神話みたいな世界に行くのかと思っていたのですが、いやはや、しっかり藤田 和日郎です。

聖悠紀,読書少年画報社,聖 悠紀,超人ロック,YKコミック,YKコミックス

超人ロック 凍てついた星座2

脇役キャラが、なんとも魅力的ですねぇ。
それぞれが、生きているという感じがするのと、あと人間同士の関係性がいいのかなぁと思います。

安彦良和,読書アリオン,マンガ,中公文庫,中公文庫コミック版,中央公論新社,子ども,安彦 良和,神話

アリオン4

「アリオン」、最終巻。
今になって読み返せば、安彦 良和は、やっぱりシナリオが甘いし、つっこみどころはいろいろあります。
でも、連載されていたあの時代、ものすごく新しく感じたことは確かです。

もちろん、絵の魅力もあったんだけれど、なんだろう少女マンガにしかなかった子どもだましではない物語を少年マンガで読ませてもらえた感じなのかも。