田素弘,読書モーニングコミックス,田 素弘,紛争でしたら八田まで,講談社

紛争でしたら八田まで4

インド編が終了。カースト制度のすさまじさを見せられた気がします。
そして、アイスランド編。

前巻で、決して単純な暴力否定をしているわけではないというのに気づいて、ちょっと見え方が変わっておもしろくなってきました。

ただ、当事者ではない他人が、しゃしゃり出て引っ掻き回すことにもなりかねない危うさは感じます。そこに、いろんな人の利害もかかわってくると特に。
まあ、俯瞰しているからこそ見えてくるものもあるのはわかるのですが。なにか治めようとして、より悲惨なことになってしまうこともある気がします。

知を持つものは、そこまで考えて動かなければと思うのですが、人間ってそんなに賢くなれるねものかというと、あんまり信用していないかも。

及川徹,読書インフェクション,及川 徹,講談社,週刊少年マガジンコミックス

インフェクション27

これは、凄い。
と思ったけれど、割とSFが目指しがちな共同意識をもった生命体ってこんな感じなんだろうか。

みんな、人間を越えていて、もしかするとこの戦いが終わる頃には、人間は1人もいなくなっているのではないかと思えたりします。

ラスボスは、いったい何を考えているのか。
理想郷的なものではなくて、科学者だから、ただ実験?

武井宏之,読書シャーマンキング,マガジンエッジコミックス,少年マガジンエッジコミックス,武井 宏之,講談社,SHAMAN KING

SHAMAN KING-シャーマンキング-17 KC完結版

チームTHE蓮のレベルアップ。
それでも、差はこわいぐらいにある。根性や、がんばりではどうしようもない。
じゃあどうするか?

割と、こういう抜け道を探すみたいなことを「シャーマンキング」って、延々としているような気がします。
そしてそれは、真面目にひたむきにがんばるのと同じぐらい大事なことなのかもしれない。

考え続けることをやめてはいけない。

弐瓶勉,読書アフタヌーンコミックス,シドニアの騎士,弐瓶 勉,講談社

シドニアの騎士15

完結。
さいご、人型になったのが、良かったような納得いかなかったような。
これは、共存成功といっていいのか?

ちょっと、わたしには今読むには難しすぎた。

市川春子,読書アフタヌーンコミックス,宝石の国,市川 春子,講談社

宝石の国11

まあ、知恵の般若と鬼の般若は、まったく関係ないらしいですが。でも、そういいたくなるよねぇ。
エデンを追放されたのも、知恵の実を食べたからでした。

祈りをもとめるフォスと、壊れていて祈ることができない金剛。そして、金剛を守りたいだけの宝石たち。
そして、天界に適応し始める宝石たち。

いっぱいあったはずの「大切なもの」から、自分がつかめそうなものだけを選んでいるはずなのに、それでも、手がとどかない。

知恵がついたことで、よけいに動きにくくなっているような感じもします。

救いはあるのか?