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犬神明2 ウルフガイ11

虎4は、キムとビーという存在の2つにわかれている感じなのかな。
ということは、2つの存在が犬神 明を中心に近づいて行って、出会って、統合されて虎4が復活するというのが、メインストーリーということになるのでしょうか。
バターンとしては、ビーの肉体にキムの心みたいな感じかなぁ。

西城に、嫁どこから子どもまでできているようで、なかなか、時間の経過を感じさせられます。
そして、まだまだ、登場人物たちは、離れた場所でバラバラに動いているだけという感じです。

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犬神明1 ウルフガイ10

こっからは、まったく知らない初めて読む「ウルフガイ」です。
パーミターが犬神明だって、明確にどこにも書いてなかったような。
これで、どんどん話が進んでいくのが凄いですね。

黄金の少女キムは、印象がうすくてなんか、名前からして髪の毛が金髪の犬神メイみたいなイメージをもっていたのですが、そうか、黒髪か。虎4関係だったかな。
このあたり、これより「月光魔術團」の方を先に読んでいるために、ゴッチャになってますねぇ。

犬神明は、「女狼のリツコ」からの流れで、自分の傲慢さをチクチクと自覚させられる動きです。
キムは、ひたすら本能のままに明を追いかける。
そして、謎の人造人間ビーが動き始める。

まだ、お話自体は動き出していない感じが強いですが、ウルフガイ・シリーズ完結編ということで、どんな着地をするのか楽しみです。

なんせ、平井和正のシリーズもので、着地したのを読むのは初ではなかろうか。

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黄金の少女5 ウルフガイ9

読んだことのないラストシーン。
最後、キム、出てくるやん!!
というか、まさかの夢オチ!いや、キムの夢というわけではなくて、テレパシーみたいな力で、遠くであったできごとを追体験したみたいなことはわかるのだが……。
なんで、そうなるというのはわからないという。そして、結局、チェンバーズは滅びたという結論はここを読まないとわからない。

これ、ムリムリにでも、4巻ののお尻にくっつけておくべきだったのでは。
たしかに、キンケイドの話は、あそこで終わるのが良い感じなのだが、「黄金の少女」としては、ここまで入れておくべきでは。

ときどき、言霊使いは、ページに不自由になる。これはたしか、アダルト・ウルフガイでも、おこっていた現象だよなぁ。
なんだろう、狼の時代から天使の時代に変わるとき、バグるのか?
ということで、本の前半で「黄金の少女」が終わってしまうので、後半は、ウルフガイ・シリーズの番外編「女狼のリツコ」が載っています。

これは、「狼の怨歌」と「狼のレクイエム」の間のお話かな。
でも、この時点でスーパーヒーローである犬神明の欠点というのが、ものすごく明確に書いてあるというところは、平井 和正、凄いと思います。
多分、「犬神明」は、その部分を掘り下げていく話になるはず。

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黄金の少女4 ウルフガイ8

4巻目。「タイガーウーマン」。5巻目なんて、しらなんがな。
ということで、このラストの半人半虎の虎2は、メチャクチャ印象的で覚えています。

でも、ジム・パッドンの正体とか、そういうのはまったく覚えていないという。

このシーンの開放感のためだけに、今まで鬱々があるかと思うと、さすがにやり過ぎ感は強いなぁと。
犬神明の活躍を長いことまった先の物語がコレだったら、そらファンも怒るわと思います。

わたしは、「幻魔大戦」から平井和正に入った人間なので、それほど、ウルフガイにこだわりがなかったから受け入れたのかも。
ただ、ほぼ内容を覚えていないことを考えると、「狼のレクイエム」第1部、第2部と比べると、かなり飛ばして読んでいたんだろうなぁと感じます。
新人がこれ本にしてってもってきたら、訳わからんと突っ返されると思う。
でも、凄い迫力だけはあるという……。

これは、ウルフガイ・シリーズの方も、アダルト・ウルフガイ・シリーズみたいに天使の時代に入るぞという宣言なのかな。

さて、次は今まで読んだことのない最終巻。
キム、出てくるの?

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黄金の少女3 ウルフガイ7

3巻目。「パッドン将軍」。

凄いね。いや、濃厚ななにかが進行しているのですが、まったくお話としては動いている感じがしない。

あったことといえば、キンケイド署長がバイクで坂道を駈け降りててちょっと登った。
パッドンの戦車が暴走族とちょっと小競り合い。
ぐらいかな。

あとは、戦車の中でひたすら会話。黒人の俺等の気持ちなんて白人にわかるわけないとか、あと、キンケイドの回想。

主人公の狼人間は、神明がエージェントと接触。あと、虎がモニターに映った。

これ、ウルフガイである必要があるのか。これから、どんな展開になっていって、どんな終わりになるのか、まったく覚えていないし、想像もできないという。
たしか、虎2が、半獣になったのは覚えている気がするのだが、本当に、そんなシーンがあったのかなかったのか。

そして、これ本当に「犬神明」と合流して、完結するのか?