遙かなる時空の中で16
次巻で終了だそうです。
ということは、記憶が戻って、絆が回復したら解決という感じでしょうか。
京を救って、誰ともひっつかない感じのエンディングかなぁ。こっから急展開して、誰かとひっつくということはなさそうですねぇ。
フラグが立ってるとしたら、アクラムぐらいかなぁ。
人事のお話が続きます。
今回は、採用。
まあでも、化ける素材ってのもたしかにあるかもしれないけれど、優秀なヤツはもともと優秀な気もしますよ。
まあ、いつも10割の力で働くというのは、わたしも、ダメな働き方だと思います。
しかし、本当に日本に底力があるのかどうかは、これからですねぇ。
うーん、良くある設定としては、
マキナが世界を滅ぼしてしまうので、マキナを一掃しよう。
↓
その過程で、世界が滅びてしまう。歴史はかわらなかった。
みたいなパターンを考えたのですが、それではあんまりおもしろくないか?
「天の華・地の風」ラストです。
最後は、死せる孔明が生ける仲達をはしらせるところまで。
まあ、今まで散々してきたことを思えば……ふさわしいラストといえるでしょうねぇ。それが、誤解から来ているというのが、なんともこのお話の悲劇的なところではあります。
おまけとして、番外編が2つ。
「死者たちの昏き迷宮」は、まあ、おまけみたいな感じ。孔明の贖罪の物語なので、まあ、これがあるとそれなりにハッピーエンドなのかなぁ。でも、今までの話と一緒にして語れるものではないですね。
「桃始笑」は、この物語のはじまりのお話。
これは、本編の1番最初にもってきてほしかったなぁと思います。
まあ、これをかいた時点では、まったくこの先はなかったんだろうなぁと思いますが。だから、多少矛盾がありますが、お話全体として、そんな矛盾は、それほど気にならないと思うのです。
しかし、「三国志」の物語史上もっとも美しい孔明だったと思いますが、それがも、もっとも欠点のない完璧な孔明ではなくて、けっこう、本当にボロボロな孔明だったところが、このお話の良かったところだなぁと思います。