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センゴク9

家康が、信長のいうことをずっと聞いていたというのは、確かに、こんな解釈も可能かも。
だって、信玄と信長なら、信玄の方が、怖いだろう……というのが、その時代の主流な考えだと思うのです。

しかし、この手のマンガというか、物語の欠点でも、いい部分でもあるのですが、そこいらの雑兵のはずの主人公が、ことごとくいい場面で、いい働きをしていますな。

秀吉の人たらし健在です。
でも、自然とそういうことが、できる人なんだろうなと思います。

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るくるく6

神は、なんにもしてくれない。
だから、これ以上、人間が地獄にあふれないように、悪魔が人間を救わなければならない……。

たしか、これが、「るくるく」の基本設定だったと思います。

でも、神が、すべてを作った全能のものであるのなら、人間が地獄に堕ちていくことも、悪魔が人間を救おうと走り回ることも、実は、すべて、神の御心にかなったことなのかもしれません。

今気づいたけど、瑠玖羽というのは、ルシファーのことだよなぁ。

ちょっと、るくが、最近、よくしゃべるようになってきました。

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しおんの王4

人とあんまり将棋をさしたことのない「天才」のお話って、どっかでよんだことあるなぁ……と思っていたら、多分、「月下の棋士」ですねぇ。

「しおんの王」は、あそこまでぶっとんでいないけど(いや、フィクションとしてぶっとんでいるところはあるのですが…)、たしかに、かさなってくるところはあります。

人の表情や、余裕という情報が、自分の手を鈍らせる……。では、その情報が不純でいらない情報かというと、実はそうでもない。

人と人が向かい合って打つ、顔をつけあわせて打つということの怖さや、そして、楽しさは、こんなところにあります。

しかし、歩ですが、女の子の時と、男の子の時と、骨格が違う(笑)背も男の時は、高くなっている気がします。
アニメでする場合は、声優さんが2人いりそうですねぇ。

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餓狼伝18

特に今から楽しみなのが、神山対姫川ですねぇ。

順当に考えると、姫川が勝つと思うのですが、どういう勝ち方をするのでしょう。
あてない神山に、あてない姫川が勝つ。それでは、あんまりにも、簡単過ぎか?

きっと、神山があてざる得ないような試合になっていくのだと思います。

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るくるく5

内側に、めちゃくちゃドロドロしたものを抱えて、でも、それをオブラートに包んで伝える技術では、あさりよしとうの右にでるものはないですねぇ。

萩尾望都が、いろいろな層の人間、どの人が見ても理解できるようにかいていると語っている本を今読んでいるのですが、この人も、そういうかき方をしていそうです。