かわぐちかいじ,読書かわぐち かいじ,ジパング,モーニングKC,講談社

ジパング20

草加は、個人として原爆を使うつもりのようです。
でも、それはやっぱり、メディアでしかしらない想像力の欠如がもたらす結論のような気がします。

もっとも、わたしたちや、戦後生まれの自衛隊員たちにしたって、それは、メディアのなかの出来事ではあるのですが。

「沈黙の艦隊」と同じ考えを推し進めているように見えながら、こちらの世界では、誰も核爆弾を見たことがないというということがネックになっています。

でも、だからといって、見せしめのために(?)それを爆発させて本当にいいのか。

多分、草加は、それをした後、生きているつもりはないのかもしれない。
でも、自分の命を賭ければ、人の命を取ってもいいのか?

平和な時代に生きている私たちには、難しい疑問です。

川原正敏,読書川原 正敏,海皇紀,講談社,講談社コミックス

海皇紀29

味方は得たけど、ややこしい問題は囲い込んだような……。

あぁ、でも、ちゃんと、インダがそのときのためにいるのか。

そう思うと、悪いやっちゃね。ファン。

大暮維人,読書エア・ギア,講談社,講談社コミックス

エア・ギア15

14巻までを一気読みしたので、15巻がでるのが、かなり待ち遠しかったです。

アイオーンが表紙ですが、今回の主人公は、カズです。

「後輪の固定(ロック)解除するの忘れてたっ」

には、メチャクチャ痺れました。
しかし、キミもりっぱな宇宙艦の1隻です。

そして、なんで今になってという感じではありますが、創世神サイドの小烏丸イツキと眠りの森サイドとのリンゴの対立。

ちょっと、わかっていない情報が、このあたりは多すぎる感じです。

井上雄彦,吉川英治,読書バガボンド,マンガ,モーニングKC,井上 雄彦,講談社

バガボンド23

伝七郎が、熱くて好きです。

又八のなさけなさも、いいです。

勝負事に絶対なんてないので、「最強」というのは、「たまたま」がつみかさなっただけのような気もする。

でも、その「たまたま」の確率を少しでもあげるために、あがいている。

そんな感じのマンガです。

安彦良和,読書モーニングKCデラックス,安彦 良和,蚤の王,講談社

蚤の王

えーと、1巻完結のお話ということで、今までの「ナムジ」や、「神武」みたいなこったつくりはないですねぇ。というか、若干説明不足で、もうちょっとかき足して欲しい感じです。

でも、このお兄ちゃんは、いいですねぇ。
かしこいよくできた妹と、あんまり頭使わないお兄ちゃん。黄金の朝の連ドラパターンです(笑)

しかし、爽やかそうにみえて、スクネ、悪い男やね。
シドリとヒサメが出会うシーンは、微妙な空気がながれていました。