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影のミレディ ブックマン秘史2

女スパイ、ミレディというのが、そそる設定です。悪女ミレディじゃなくて、なかなか、陰謀の中、正義感の強いミレディみたいな感じで、自分の中のイメージとはちょっと違うけど、これはこれで好き。
クレオパトラでクレオって呼ばれていたりすると、新谷 かおるの「クレオパトラDC」なんかを思い出してしまいます。
うーん、そのあたりも、なんか元ネタがあるのかなぁ。

ものすごいごっちゃ煮で、ムアコック成分なんかも入っていて、それに気づけるとテンション上がるのですが、その分、おもしろさ分からずに読んでいるんだろうなぁと、ものすごくもったいない感があります。

途中、主人公がひどい目にあいすぎて、腕がガトリング砲についちゃうのは、ビビりました。
でも、このあたりのイメージも、なんていえか日本のマンガ的な発想で、悪くない。というか、日本のマンガ、読んでる??それとも、共通の元ネタがあるのかなぁ。

面白いし好きなんだけれど、ただ教養がないために、きっともっと面白いに違いない感が強くて、そして、メインのストーリーを実はしっかり追いかけられていないという。それは、作品の欠点ではないのかもしれないけれど。
まぁ、難い。そう思わせるところは、ちょっと残念かなぁ。

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星降る草原 グイン・サーガ外伝23

「グイン・サーガ・ワールド」で読んでいたときは、イマイチとか思っていたのですが、まとまって読むと印象以上に面白かった。
「ワールド」を読んでいる時は、読むのに間があいたせいで、1話1話の話の繋がりが良く理解できて無くてマイナスになっていましたが、今回は、2回目ということで、話もしっかのり入ってきたので、まあ、わたしの最近衰えてきた記憶力の問題かなぁ。

くどいと思っていた描写も、こうやって読むと、広い草原や人の生活を表現するのには、やっぱり必要だったなぁと思いました。

結局、ハシクルの謎は謎のまま、星降る草原に消えていく。そこは、栗本 薫っぽくはないのだけれど、でも、「物語」なのだなぁと感じさせられるのです。

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レダ2

「普通」でありながら、「特別」と呼ばれたいと。
栗本 薫の心が叫んでいる。
多分、自分を1番投影しているのは、主人公のイブではなくて、レダなんだろうなぁと、読みながら思った。

非凡な才能を持ちながら、それでも、自分自身をこんなにも信じ切れない。だからこそ、イブや、アウラ、さらにはファーイースト30という、あらゆる角度から「レダ」を特別だと言い続けてくれる存在を「レダ」の外側に作り続けずにはいられない。

そんな感じがした。

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グイン・サーガ・ワールド8

これにて、「グイン・サーガ・ワールド」は、終了。
続きは、ハヤカワ文庫から単行本でという感じです。

このまま、この企画を「ガンダム・エース」みたいに続けていくというのも可能かと思うのですが、そうすると、これから売っていきたい(残していきたい?)単行本の方の売れ行きが怪しくなるのかも。まあでも、栗本 薫の特集本として、数年に1回でいいので、こういう本が出て欲しい気はします。

正編の方も、だんだん良くなってきていますが、今回、特に良かったのは、「アムブラの休日」です。すごい好き。よくあるネタといえばそうなのですが、なんか、ヴァレにもルビナにも、愛があってすごい素敵でした。
昔、栗本 薫が、

「オリジナリティなんて、どうでもいい。面白い話が大事」

という意味のことを書いていたのを思いだした。
本歌取りしながら、そこにグイン・サーガという作品の「今」ものってられていて、だから、甘くて悲しいお話になっています。泣くわ。

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ひらいたトランプ クリスティー文庫13

ブリッジは良くわからないのですが、ルールを読んでみると、チームがはじめからわかっているナポレオンみたいな感じなのかなぁと。
ブリッジを知っていると、より楽しめそうなので、そこがちょっと残念。

クリスティのミスリードのテクニックは、凄いなぁと思います。
しかし、最後のポアロのアレ、多分、日本では許されないのでは。というか、裁判で証拠としての能力がないのでは?
自白があればいいのか?