剣嵐の大地 中 氷と炎の歌3
血の婚礼。
またまた、びといことがおこります。容赦無しやなぁ。
でも、ティリオン、ロブ、ジョン、ダヴォス、サム、そして、ジェイミーまでが魅力的に見えてくる1巻でもあります。
そして、ダヴォスが渋いわぁ。
全お話、終了。
読む前は、なんじゃそれと思っていた「リアード武侠傳奇・伝」が1番良かった。まとまったいた。
期待していた久美 沙織の「星降る草原」は、おもしろかったけど、描写がくどすぎてスピード感みたいなのがちょっと足りない感じでした。
そして、1番まともなのかと思っていた「宿命の宝珠」は、1番ハチャメチャでした。
栗本 薫のイメージからは、どれも遠いんだけど、最後が1番、栗本 薫ならやらなさそうなことをしていたと思います。
アンダヌスを、真っ直ぐ頼るお姫様。
この人が、後を書き継いでいくのか……。
でも、「それでいいよぅ」という気がします。
まぁ、わたしの希望としては、
「グイン・サーガの続き書いて!!」
と依頼されたら、
「わかりました!!」
と、ものすごいいい返事をして、本編でも、マルガ・サーガでもなく、いきなりローデス・サーガの続きを嬉々として5巻ぐらい一気に書いちゃうような狂な人に、ぜひ、続きを書いて欲しいです。
まあ、
「誰得??」
というお話を、自分の欲望とパストのままに書いていく人のお話なら、グイン・サーガとして追いかけていきたい気がします。
まぁ、新しく始まったグイン・サーガは、まだ出るスピードは遅くて、完結するのかどうかというのは心配ですけどね。
といいつつ、まだ、グイン・サーガ・ワールドも、5巻から8巻まで残っているし、けっこう先が貯まっているので、楽しみにしています。
タマネギ騎士ダヴォスのかっこよさにクラクラしております。
まあ、どこの王家の下につきたいかと言えば、どう考えても、レンリーのところですけどねぇ。一番、王様としてまともそうな気がします。
あっという間に、崩壊したけど……。
ロブのところは戦争ばっかりしてるし、ラニスター家も、スタニスのところも、グレイジョイ家も、過ごしやすそうではないからなぁ。
まぁ、デナーリスのところは憧れないこともないけれど、多分、生き残るのは一番過酷そうです。