平井和正,読書ウルフガイ,ルナテック,平井 和正,犬神明,狼のレクイエム,黄金の少女

黄金の少女5 ウルフガイ9

読んだことのないラストシーン。
最後、キム、出てくるやん!!
というか、まさかの夢オチ!いや、キムの夢というわけではなくて、テレパシーみたいな力で、遠くであったできごとを追体験したみたいなことはわかるのだが……。
なんで、そうなるというのはわからないという。そして、結局、チェンバーズは滅びたという結論はここを読まないとわからない。

これ、ムリムリにでも、4巻ののお尻にくっつけておくべきだったのでは。
たしかに、キンケイドの話は、あそこで終わるのが良い感じなのだが、「黄金の少女」としては、ここまで入れておくべきでは。

ときどき、言霊使いは、ページに不自由になる。これはたしか、アダルト・ウルフガイでも、おこっていた現象だよなぁ。
なんだろう、狼の時代から天使の時代に変わるとき、バグるのか?
ということで、本の前半で「黄金の少女」が終わってしまうので、後半は、ウルフガイ・シリーズの番外編「女狼のリツコ」が載っています。

これは、「狼の怨歌」と「狼のレクイエム」の間のお話かな。
でも、この時点でスーパーヒーローである犬神明の欠点というのが、ものすごく明確に書いてあるというところは、平井 和正、凄いと思います。
多分、「犬神明」は、その部分を掘り下げていく話になるはず。

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地球樹の女神10 最終版

これで一応、山登りの一件は終わりなのかな。

しかし、14巻で完結するとは思えない話の展開です。
もはや、なんの話がメインストーリーかわかんなくなってきています。……、が、四騎 忍が、自分の思ったとおりになんでもなる能力をものすごく怖がっているということは伝わってきました。

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黄金の少女4 ウルフガイ8

4巻目。「タイガーウーマン」。5巻目なんて、しらなんがな。
ということで、このラストの半人半虎の虎2は、メチャクチャ印象的で覚えています。

でも、ジム・パッドンの正体とか、そういうのはまったく覚えていないという。

このシーンの開放感のためだけに、今まで鬱々があるかと思うと、さすがにやり過ぎ感は強いなぁと。
犬神明の活躍を長いことまった先の物語がコレだったら、そらファンも怒るわと思います。

わたしは、「幻魔大戦」から平井和正に入った人間なので、それほど、ウルフガイにこだわりがなかったから受け入れたのかも。
ただ、ほぼ内容を覚えていないことを考えると、「狼のレクイエム」第1部、第2部と比べると、かなり飛ばして読んでいたんだろうなぁと感じます。
新人がこれ本にしてってもってきたら、訳わからんと突っ返されると思う。
でも、凄い迫力だけはあるという……。

これは、ウルフガイ・シリーズの方も、アダルト・ウルフガイ・シリーズみたいに天使の時代に入るぞという宣言なのかな。

さて、次は今まで読んだことのない最終巻。
キム、出てくるの?

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黄金の少女3 ウルフガイ7

3巻目。「パッドン将軍」。

凄いね。いや、濃厚ななにかが進行しているのですが、まったくお話としては動いている感じがしない。

あったことといえば、キンケイド署長がバイクで坂道を駈け降りててちょっと登った。
パッドンの戦車が暴走族とちょっと小競り合い。
ぐらいかな。

あとは、戦車の中でひたすら会話。黒人の俺等の気持ちなんて白人にわかるわけないとか、あと、キンケイドの回想。

主人公の狼人間は、神明がエージェントと接触。あと、虎がモニターに映った。

これ、ウルフガイである必要があるのか。これから、どんな展開になっていって、どんな終わりになるのか、まったく覚えていないし、想像もできないという。
たしか、虎2が、半獣になったのは覚えている気がするのだが、本当に、そんなシーンがあったのかなかったのか。

そして、これ本当に「犬神明」と合流して、完結するのか?

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幻魔大戦 Rebirth 9

おぉ。ここで、マンガ版の「幻魔大戦」のラストにつなげていくのか。
そして、それをえがくのは、ジュン。
これはなかなかの展開ですねぇ。

さて、そろそろお話は風呂敷を畳む段階に入ってきたのかな。

早瀬 マサト,石森プロ,
平井 和正,石ノ森 章太郎,
七月 鏡一
小学館
発売日 : 2019-03-18