キャプテン・アメリカ シビル・ウォー
キャプテン・アメリカとアイアンマンの対立がシビル・ウォー。だから、メインストーリーかというと、全然そんなことはないという。
メインのシビル・ウォーが勃発していた裏でも、キャプテンは、こんなに働いていたよというお話です。多分、アイアンマンの方も、そうなんじゃないかなぁ。2人とも働き過ぎ。
そして、キャップ忙しすぎて、後半、ウィンター・ソルジャーの話になって出てこないという。
ヤング・アベンジャーズ、ランナウェイズ、双方、登録法反対です。
まあでも、最初は、話を聞かなくて激突するというのは、この手のクロスオーバーのお約束な感じですねぇ。
ランナウェイズは、アメコミの幅の広さというか懐の広さを感じさせる良い存在だなぁと思います。
親がどんなに悪い存在でも、自分自身はどうかということを常に問いかけてくる。ある意味、リアルな存在なんだと思います。
ヤング・アベンジャーズ & ランナウェイズ シビル・ウォー
(MARVEL)
YOUNG AVENGERS & RUNAWAYS
A MARVEL COMICS EVENT
CIVIL WAR
スティファノ・カセッリ,Stefano Caselli,
ゼヴ・ウェルズ,Zeb Wells,
御代 しおり
ヴィレッジブックス
ファンタスティック・フォーの映画を喜び勇んで見に行きましたが、これは、一連のマーベル映画の世界とは繋がっていないのね。ちょっと、残念な感じでした。
もちろん、こっちのコミックの方は、しっかりとマーベルのワールドです。
シビル・ウォーでは、リードが黒幕の一人でしたが、その黒幕達も辛い選択をしているというのがわかる話になっていて、いい感じです。
そして、パラバラになったままのファンタスティック・フォー。
X-MENとか、アベンジャーズは、メンバーの交代が激しいと思っていたのですが、ファンタスティック・フォーには、メンバー交代なんてないのだと思っていたので、この展開はビックリしました。以前も、あったんだ……。
ファンタスティック・フォー シビル・ウォー
(MARVEL)
FANTASTIC FOUR
A MARVEL COMICS EVENT
CIVIL WAR
マイク・マッコーン,Mike Mckone,
J・マイケル・ストラジンスキー,J. Michael Straczynski,
ドウェイン・マクダフィ,Dwayne Mcduffie,
御代 しおり
ヴィレッジブックス
X-MENたちは、(Mディの影響で減ったとはいえ)グループ多すぎで、あいかわらず内部でいろいろと対立しています。
どっちにしろ、シビル・ウォーそのものには、そんなに深く関わっていない感じです。
そして、ケーブルとデップー。この2人が友だちというのもなかなか笑えるし、お互いに、まったく人の話なんか聞いちゃいないというところはなんか似ているという……。
なぜ、ヒーローは正体を隠さなければならないのか?
今まで、散々考えてきたことなのに、コロッとトニー・スタークに欺されている感の強いピーターです。
トニーはもちろん、リードなんかも、どうなるかは想像できていたけど、ピーターにはできていなかった。そのあたりは、やっぱり甘いというか、下っ端感があふれています。
それでも、そこがピーターの良いところだという気もします。