スパイダーマン ブランニュー・デイ3
「例のシビル・ウォーで…」
というセリフがあるので、シビル・ウォーは、この世界でもあったと。
まあでも、チームアップして戦うよりも、こうして、ご近所の平和を守っている方が、スパイディらしいともいえるなぁ。
人気者なので、いろんなところに出したいというのもあって、難しいところです。
そして、ものすごく宙ぶらりんのまま、ブランニュー・デイは終了。むしろ、悪化してないか?
アメコミめ!!というか、シーズンまたぐドラマって、いっつもこんな感じですね。
シビル・ウォー前ぐらいに、ニューアベンジャーに加入してきたときは、誰コレ?と思ってました。
まあ、二流の街のヒーローぐらいの認識。まあ、スパイダーマン、デアデビルみたいな町内のヒーローだけどあんまし有名じゃない人みたいな。
けど、ジェシカ・ジョーンズを読んだり、その後のシビル・ウォー、その続きを読んでいると、実はけっこう大人な人だというのがわかります。
ハート的には、ウルヴァリンと被るような、自分なりの正義を貫く感じとかが好きです。
ということで、あんまり知らないルーク・ケイジのことが、良くわかる1冊。
タフだから殴って解決という単純さも、良い味出していて、それでいて、パニッシャーやウルヴィーみたいに残酷にはなりきれないという魅力があります。
Netflixのマーベルのドラマって、まだ見ることが出来るのかな。
ずっと見てきた、MCUがひとまず大団円で終わりました。
まあ、キャップの
「アベーンジャーズ・アッセンブル!!」
には、10年付き合ってきた人間は泣くよねぇ。
ということで、周回遅れの「プレリュード」シリーズです。
あんまり売れなかったのか、「ホームカミング」の後の「プレリュート」シリーズは、邦訳されてないですねぇ。
もともと、映画の小ネタから原作に興味をもってもらいたいという感じの本なのですが、あきらかに映画パートと原作パートでお話(絵柄も時代も)が違いすぎて……という感じはありますものねぇ。
「シビル・ウォー」自体も、MCUと原作では全然違うからなぁ。そして、この本の場合は、絵柄が近いだけに、よけいにややこしく感じさせられてしまうかも。
そして、この「プレリュード」は、「シビル・ウォー」と前の映画の幕間ですらなくて、ただひたすら、前の映画のダイジェスト版。うーむ。
大人向けブランドのパニッシャー。
ギャング相手に、バイオレンスな大立ち回り。
ジェシカ・ジョーンズの場合は、大人向けレーベルとして、性的な問題があって、ヒーローの普通の世界が遠景にあるけれど、こっちは、主人公自体がヒーローで、そういう面倒くさい話ではない。
というか、バイオレンスということ以外は、割とフツーな感じもしますよねぇ。
うーん、それは、マーク・ミラーを読んだ後だからかもしれない。少なくとも、例えばキャプテン・アメリカあたりが、バイオレンスだったらビックリするけど、はじめから、バイオレンスで売っているパニッシャーがバイオレンスでも……ねぇ。
いや、おもしろくないわけではないけど、ヒーローものというよりは、アクション映画だなぁと思います。
MAXシリーズは、ジェシカ・ジョーンズも、パニッシャーも、この後、日本では翻訳されていない感じてかな。うーん、アメコミファンが求めているのは、そこではなかったのかも。
なんか、内容だけなら、メインのヒーロー達も、シビル・ウォー以降、けっこう、過激だしねぇ。そこは、描写の問題ではない気がします。