リヴァイアサン10
小説版では、けっこう前面に出ていた耕平のさつきに対する思いというのが、けっこうマンガ版でも明確に出てきたかな。
でも、何にでもやさしい人間というのは、けっこうわかんないからねぇ。
どうなんだろう。
小説版では、けっこう前面に出ていた耕平のさつきに対する思いというのが、けっこうマンガ版でも明確に出てきたかな。
でも、何にでもやさしい人間というのは、けっこうわかんないからねぇ。
どうなんだろう。
分裂していった自分にどんどん裏切られていくところとか、殺生丸のやみくもな自信(笑)にしても、パターンなのですが、やっぱり使いどころというか、見せ方がうまい。
なんだか、木原敏江がというか、「天までのぼれ」が読みたい気分だということで、秋田文庫の木原敏江のシリーズに手を出しています。
「花の名の姫君」は、歌舞伎を素材にしたマンガなんだそうです。
いくつもの時代物のマンガを描いているので、こういう作品は、得意です。というか、こう、大げさに見栄をきるそんなのを楽しんで描いているような気がします。
すごく、陰性の人間を描いても、カラリとしているところは、もしかすると、こういったお芝居からきているのかなぁとも思います。
お気に入りは、「轟く滝の下で」。
まか不思議な仙人(美形。暗い)が出てくると、この人の世界だなぁと。
しかも、あっさり、すくわれちゃうし。
けっこう、タイム・マネジメントは、苦手です。
ダラダラと時間が過ぎてしまって、直前になってあわてるタイプです。
多少は、ましになったかもしれませんが。