デスゲームVSセックスしないとでられない部屋 杉浦次郎短編シリーズ ラフ
なんのこっちゃというお話ですが、おもしろい。
欲望過多めな女の子と真面目な男の子。
まあ、逆だと重たくなりすぎるので、それぐらいが丁度良い感じだと思います。
なんのこっちゃというお話ですが、おもしろい。
欲望過多めな女の子と真面目な男の子。
まあ、逆だと重たくなりすぎるので、それぐらいが丁度良い感じだと思います。
ひどい話を考えるなぁと(ほめ言葉)。
まあでも、ドラマを見ているときの人間なんて、そんなものかも。
それを、なんというか、冷徹に取り出せる冷たさと、そこで動く人間の感情の両方がかけるのが、この人の凄いところです。
なんじゃこりゃ。
まさに、ワン・アイデアの物語。
でも、おもしろいし、好きです。
こういう短編を発表できるところって、今は少ないよねぇ。
多分、キャラの使い回しができなかったりすると、作家にとっても大変なのだと思うけれど。
でも、こういう短編を作品として発表できる場は欲しいですねぇ。ラフでなく(笑)
なかなか、ゆりゆりしいというか、かわいらしくて好きですよ。
なんか、この人、微妙な能力を考えるの上手いですねぇ。
ロボットもの。この人のロボットものは好きです。
まあ、ロボットよりも、人間の感情を信じていないところはある感じですが、その感情が幻でも、幻としてちゃんと存在している感じがある。
ロボットのもついろいろな課題や問題を、ちゃんと前に進めているなぁと感じます。
まあ、ラフだから練られていない展開というのはあるけれど、これはこれで、このむき出しな感じというのはアリだと思う。
ラフのままではもったいないんだけれども、この味はラフでなければ出せなかったりする気もします。