カムイ外伝
ねぇさんが、
「松山 ケンイチ、キャー!」
ということで、カムイ外伝、見てきました。
松山 ケンイチは、「DEATH NOTE」のL役がはまってて、けっこう期待していたのですが、出来は、期待はずれでした。
動きですが、マンガ通りを実写に。でも、それは多分、実写映画としては間違いだと思います。特撮(ワイヤーアクション?)でなんでも出来るからといって、忍者は人間なので、人間の動きの範囲内(もしくは、それよりもちょっと出ただけの動き)に、止めておくべきだったのじゃないかと思います。
昔、「スト2」のテレビアニメがあって、それの技の動きが、ものすごくリアルに感じたんです。竜巻旋風脚とか、スピニングバードキックとか、ゲームのなかの技をするときに、ゲームの動きではなくて、連続回し蹴りみたいな動きでみせていました。
あぁいう動きを、見せて欲しかったなぁ。
特に、飯綱落としは、そう感じました。
でも、変移抜刀霞斬りは、けっこういい感じだったと思います。
ストーリー的には、やっぱり、カムイ外伝は長すぎる気がします。これが、テレビシリーズだったりすると、けっこう面白そうな話にできた気がするのですが、2時間に納めようとすると、カムイがずーーっと追われていて、神経をすり減らしている感じがでないのです。
そして、カムイにその感じが出ない限り、スガルの疑いも、なかなか伝わってこないという……。
ところどころ、かっこよくないことはないんだけれど、たりないものがいっぱいある感じ。
おもしろさが、その足りないところを越えていたらいいのだけれど、越えるまでは至らなかった感じでした。
残念。