ジャスティーン・ラーバレスティア,大谷真弓,読書Justine Larbalestier,あたしのなかの魔法,ジャスティーン・ラーバレスティア,ハヤカワ文庫,早川書房,

あたしのなかの魔法

タレントは、本当にギフトなのか?
そういうお話でした。

トムの決断と最後のどんでん返しは、ちょっとびっくりしたけど、今回のこの選択が本当に正しかったかどうかなんて、作者にだってわからないのもしれないので、この余韻を残した終わり方は、面白かったです。

その分、切れ味というか、爽快さは2巻目よりも弱くなっている気がしますが、地に足をつけて生きるというのは、そういうことかもしれません。