ナルニア国物語,映画ゲド戦記,ディズニー,ナルニア国物語,ハヤカワ文庫,ファンタジー,ライオンと魔女,文学,映画,講談社,講談社文庫

ナルニア国物語 第1章 ライオンと魔女

映画「ナルニア国物語 第1章 ライオンと魔女」を見てきました。

原作は、かの有名な児童文学です。
とか書いていますが、わたしは、まだ読んだことありません。実は、名作でけっこう抜けているものも多いです。
特に、ファンタジー系は、けっこう大人になってからの読書が多いので、ハヤカワ文庫と昔の講談社文庫((昔の講談社文庫は、ファンタジーでいい作品が多かったのです。安房直子、あまんきみこ、トーベ・ヤンソンなどなど))が中心なのです。
だから、「ナルニア国物語」とか、「ゲド戦記」とか、ミヒャエル・エンデとか、岩波のファンタジーは、けっこう読んでないものが多いのです。
まあ、文庫でないので、1冊1冊が高価でかかさばるという問題も、かなり大きいと思います。

でも、有名なので知識はあります。

「ナルニア国物語」の知識。

  • タンスの扉の向こう側に、ナルニア国が広がっている。
  • タンスを行ったり来たりの大冒険。
  • 「ライオンと魔女」の原題は、「ライオンと魔女と衣装ダンス」。
  • 魔女は、悪者らしい。
  • キリスト教の影響が強いらしい。

ぐらいです。で、これぐらいの知識で、映画を見に行きました。

映画の始まる前、ねぇさんのが買ったパンフレットを見て、さらに少し知識を仕入れます。

  • 1番下のムーミンみたいな子は、「頼もしのきみ」になるらしい。
  • 次男が、行方不明になるらしい。
  • 舞台は、第1次世界大戦中?

で、映画です。

以下、ネタばれもありますので、ご注意を。

アガサ・クリスティー,田村隆平,読書Agatha Christie,アガサ・クリスティー,クリスティー文庫,ゴブレット,トミー&タペンス,ハヤカワ文庫,ハリー・ポッター,ハリー・ポッターと炎のゴブレット,早川書房,秘密

秘密機関 クリスティー文庫47

「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」とこの「秘密機関」を平行して読んでいて、両方とも、大当たりのおもしろさで、どっちを読みすすもうかちょっと迷ったぐらいです。

クリスティー文庫で、「ポアロ」1冊、「マープル」1冊ときて、この「トミー&タペンス」という順番に読んできたわけですが、わたしの中では、このシリーズが今ところ1番おもしろいです。

これは、あきらかにわたしの好みが、「本格推理」ではなくて、「エスピオナージュ」の方に傾いているためだと思います。
うーん、部屋の中を歩き回って、

「うーむ、この毒ワインはいったい誰が……」

とやっているよりも、冒険に飛び回っている方が、楽しく感じます。

そういう意味で、この素敵な2人組の活躍は、メチャクチャ気持ちのよいものでした。

もちろん、推理の要素もあって、ブラウン氏さがしもおもしろかったです。
2人の人物が疑わしくて……わたしは、見事にだまされてしまいました。まさか、あそこで、あんなふうに大どんでん返しがあるとは……。

あの謎の身元不明の死体。
「そうだったのか!」と思わせておいて……。

けっこう、手に汗握る。多分、だから後には残らない。
でも、その瞬間、瞬間に、とても価値がある。
これは、そんな物語です。

栗本薫,読書グイン・サーガ,ハヤカワ文庫,ヤーンの朝,早川書房,栗本 薫

湖畔のマリニア グイン・サーガ104

前巻で、やっと追いついたと書いたのですが、今、これを読み終わって、すでに105巻目がでています。
あっさり、追い抜かされています。

このところの展開は、なかなか懐かしいというか、おもしろいですねぇ。
ねぇさんが、今、ちょうど読んでいるあたりのキャラクターたちなんだなぁと思うと、なかなかに感無量です。

これで、スーティに義理の弟とかできたら、大騒ぎだな。
なんか、運命の子どもが、世界中にいっぱいいそうで、こわいです。

アガサ・クリスティー,田村隆平,読書Agatha Christie,アガサ・クリスティー,クリスティー文庫,ハヤカワ文庫,早川書房,牧師館の殺人

牧師館の殺人 クリスティー文庫35

うーん、やっぱり、登場人物が多いとつらいなぁ(笑)
普段が、キャラクターのメリハリのきいた小説ばかり読んでいるので、この手の「みんなあやしい」小説は、誰がたれだかわからなくなります。

ヘイスティングさんは、ただのいい人でしたが、この小説の語り手の牧師さんは、けっこう魅力的でした。
すごい自分を客観的に見ている人で、でも、ときどき、熱中するこの人は、けっこう魅力的だ。
グリセルダとの関係も、終わり方も、けっこう好きです。

あと、お医者さんの考え方が、ものすごく現代的でびっくりしました。書かれたのは、1930年。わたしの生まれる遙か前なのに。

栗本薫,読書グイン・サーガ,ハヤカワ文庫,ヤーンの朝,早川書房,栗本 薫

ヤーンの朝 グイン・サーガ103

ずーっと、グイン・サーガを読み続けていますが、新しい巻が出ていないうちに読み終わるのって、実ははじめてかもしれません。

いつから読んでいるのかは定かではないのですが、わたしの読んだ1巻は、改訂版の5刷で昭和58年に出たと書いてあります。昭和58年……1983ですね。
だから、おそらく今から20年ぐらい前から読み出したのです。

追いつくのに20年もかかったのか~。というのと、まあ、20年間もずっと読んでいるということは、おもしろいんだなぁ~。と感無量です。
そんなことを書いている間に、もう、今月には次の巻が出るらしいですが(笑)

で、本巻の感想ですが、表紙のヴァレリウス、ちょっとかっこよすぎでしょう(笑)

えーと、今、ねぇさんが、グイン・サーガを読み始めています。
わたしのオススメ読書の順番として、外伝の「ヴァラキアの少年」、「幽霊船」、「マグのリアの海賊」、「宝島」とイシュトヴァーン・サーガを読んでから本編に進んでいます。
集中して読むタイプのようで、けっこう読むのはやいです。
2、3日で1冊読んでいます。
これは、いつわたしを追い抜くのか楽しみです。