天の華・地の風 完全版 5 私説三国志
棐妹、再登場。
書きたいものは、歴史ではなくて物語。
そういう態度が、明確に出ている1巻です。
まあ、やおいという時点で、歴史ではないだろうという気もしますが……。まあまあ……。
でも、こういう物語的な展開が、とっても楽しいのです。
棐妹、再登場。
書きたいものは、歴史ではなくて物語。
そういう態度が、明確に出ている1巻です。
まあ、やおいという時点で、歴史ではないだろうという気もしますが……。まあまあ……。
でも、こういう物語的な展開が、とっても楽しいのです。
3巻目。
どうやら、この未来の世界が、このお話のメインの舞台のようです。
歴史物をギシギシとかいていっても、いい感じになったと思うので、ちょっとおしいかも。
ちょっと、ヤング向けの藤子・F・不二雄です。
まだ、藤子 不二雄だった子どもの頃、ドラえもんよりもちょっとアダルトなお話として、すごくあこがれの気持ちをもって楽しんでいました。
今読むと、ドラえもんの1エピソードといっても、そんなに違和感はないんですけどね。
子どもの頃は、主人公が小学生ではないという違いはけっこう大きかったのだと思います。タイムマシンも、スタイリッシュだしね。
まあ、こういう評価も、実は、兄貴の影響があるのではないかと思ったりもしているのですが……。
でも、やっぱりこの「T・Pぼん」は、おもしろいです。まあ、この歴史改変は大丈夫かというツッコミどころはけっこうあるのですが。
この時代、いろんなことをマンガから学んでいるよなぁとあらためて思いました。
まだ読んだことがない夢枕 獏の小説のマンガ化作品。
小説は、かなり分厚いけど1冊で完結しているようです。コミックスの方は、10巻で完結しているもよう。
吸血鬼もので、歴史物ののようです。
義経が、吸血鬼になって……。みたいな感じ。
でも、扉の絵から見てみるに、現代につながってくのでしょうか?
野口 賢の絵って、迫力があります。
妖精国の騎士、完結です。
人間界の戦い、冥府での戦い、片一方ずつ決着をつけるのではなくて、見事に、両方同時に決着をつけた力量に、脱帽です。
そして、物語の始まりが人生の始まりではないように、物語の終わりもまた人生の終わりではなく、大きな流れは、過去の方向と未来の方向へ広がっていきます。
時間だけではなく、空間的にも、物語は広がっていきます。
物語というよりも、もう1つの歴史ですね。
その語られる歴史に、少しでも耳を傾けていたいです。
番外編も、文庫にならないのかな。楽しみにしています。