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応天の門8

パパ、かっこいいな。
裏にも表にも精通しないと潰されてしまうことがわかっているから、よけいに、自由にと願うのかもしれません。

まあ、恵まれているといえば恵まれている。
本人がいくら「自分の努力」といっても、やっぱり、食事の心配をせずに書を読む自由はずっとあったわけですし。

だからこそ、ノブレス・オブリージュというのはあるのだと思います。

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応天の門7

多美子と高子。
2人の藤原の姫を中心に展開していきます。

陰謀のなかでコマとして翻弄されてきた高子と、なんというか、素直に大切に育ててこられて多美子の対比が凄いです。

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応天の門6

道真のあこがれと夢が語られる6巻目。
まあでも、唐だってそんな理想郷ではないという話もあって、なかなか。
まあ、遠いところに憧れるものです。

宣来子、かわいいな。

源融って、たしか、光源氏のモデルとかいわれている人では……。けっこう、こわい人でした。
そして、融の言葉を聞くと、業平も実は裏には……とか、思ってしまいます。

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応天の門5

日本の歴史のマンガを読んでいた子どもが、その本の紹介をして一言。

「きらいなキャラクターは、藤原4兄弟です」

まあ、藤原氏、絵に描いたような悪役です。
このマンガでも、そんな感じ。権力を持つってそういうことかなぁ。
4兄弟って、たしか、流行病で全滅したのではなかったかな。悲劇があっても、嫌われるという……。

道真の平安時代講も、楽しいですね。
道長が糖尿病で、歌の意味が変わる説は、爆笑してしまいました。

さて、そんな藤原の闇が、物語を覆っていく感じの5巻目です。

割と隠遁生活をしたい道真ですが、優秀すぎで有名になって否応なしに権力争いに巻き込まれていきます。
中立をたもつなんて、きれい事は、言っていられなくなるのかも……。

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応天の門4

今年、最後の本ですね。

宣来子、かわいいな。まあ、弱いタイプではある(笑)

そして、道真、青い。
まあ、そこがいいのではありますが。

そうですね。鬼に襲われてあきらめちゃった業平との違いはそこかも。