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応天の門14

業平の伊勢の一夜。
なるほど、こうきたかという感じですねぇ。上手に、「伊勢物語」のエピソードを「応天の門」の解釈にしています。

基経は、道真サイドとしては、まあ厄介な感じなのですが、実はそんなにひどい人でもないのかもと思ったりしております。
まあ、政治がらみをさけたいのなら、関わらないのは吉には違いない。

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応天の門13

才を発揮すれば、望む望まざるに関わらず人の目にはついてしまって利用される。しかし、それが嫌だからといって救える人を救わなくていいのか。
そのあたりの葛藤がおもしろいですねぇ。

メインのストーリーが、ものすごく遠回りにしかすすんでいない感じがもどかしくもあり、リアルに感じたりもします。

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応天の門11

あぁ、これが、この前、「達人伝」で読んだ「無用の用」の話だなぁと。道真、有能故にいろんなことに巻き込まれていきます。まあ、自分ならなんとかできるかもという思い、できるかどうか試してみたいという思いだって、欲かもしれない。でも、それで救われる命もあったりする。

そして、白梅24歳って、けっこう衝撃的でした。道真より、年上!いや、10代だろうと思っていた。めっちゃ今回の話でも少女です。
そして、道真も、めちゃくちゃ信頼していますねぇ。そして、技能力の高さは、スパイとして活躍しそうな感じです。これから、活かされたりするのかな。

あと、業平に対する

「止めないんだ」

というのも好きです。
そうですよねぇ。そんな常識を大事にする人じゃないですよねぇ。

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応天の門10

いよいよ、道真と基経が出会って、ラスボスと対峙かと思ったら、そういう展開でもなくっておもしろかったです。
かえって、道真の方が警戒しているという。
まあ、基経にしてみたら、どっちかというと忠臣つながりで味方認定なのかも。

そして、やっぱり宣来子、かわいいな。

次から新展開みたいです。

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応天の門9

なにかをしようとしたら、目立たないわけにはいかない。

いよいよ、道真と基経が出会って、まあ、不運に巻き込まれていくんだろうなぁと。