応天の門14
業平の伊勢の一夜。
なるほど、こうきたかという感じですねぇ。上手に、「伊勢物語」のエピソードを「応天の門」の解釈にしています。
基経は、道真サイドとしては、まあ厄介な感じなのですが、実はそんなにひどい人でもないのかもと思ったりしております。
まあ、政治がらみをさけたいのなら、関わらないのは吉には違いない。
あぁ、これが、この前、「達人伝」で読んだ「無用の用」の話だなぁと。道真、有能故にいろんなことに巻き込まれていきます。まあ、自分ならなんとかできるかもという思い、できるかどうか試してみたいという思いだって、欲かもしれない。でも、それで救われる命もあったりする。
そして、白梅24歳って、けっこう衝撃的でした。道真より、年上!いや、10代だろうと思っていた。めっちゃ今回の話でも少女です。
そして、道真も、めちゃくちゃ信頼していますねぇ。そして、技能力の高さは、スパイとして活躍しそうな感じです。これから、活かされたりするのかな。
あと、業平に対する
「止めないんだ」
というのも好きです。
そうですよねぇ。そんな常識を大事にする人じゃないですよねぇ。