大野安之,読書うる星やつら,イズミコ,ナンバーナイン,マンガ,大野 安之,高橋 留美子,Jコミックテラス×ナンバーナイン,That’s!イズミコ

That’s!イズミコ4 新装版

「バイポーラ」って盛り上がり方からして、全6巻の「ズミコ」の5、6巻ぐらいの話かと思うじゃないですか。それが3巻にあるって、どうよ。

そして4巻目は、イズミコというよりは、サガとユーコの関係性が中心になってきます。

お話の決着のつけかたとしては、この手のマンガでは2種類しかないと思っているのですが、そのどっちにもっていくにしても、枝葉的なところの整理をしておこうという感じだったのかなぁと。

そのへんのバランス感覚としては、「うる星せつら」の後半で、しのぶの落ち着き先を考えた高橋 留美子とよく似ている。物語の構造も、「うる星」と「イズミコ」はけっこう似ていると思います。
そういえば、どっちも、劇画村塾出身でしたっけ?

大野安之,読書イズミコ,ナンバーナイン,大野 安之,Jコミックテラス×ナンバーナイン,That’s!イズミコ

That’s!イズミコ3 新装版

「バイポーラ」が始まる3巻目。

何回読んでもおもしろいし、読み直すたびに、この少ないページ数の中に詰まっている話の壮大さにビビります。

大野安之,読書イズミコ,ナンバーナイン,大野 安之,Jコミックテラス×ナンバーナイン,That’s!イズミコ

That’s!イズミコ2 新装版

世界制服……。
すばらしいアホや。

シリアスとギャグが、いい具合に組み合わさっているのが、何度読んでも素晴らしい。

大野安之,読書たがみ よしひさ,イズミコ,ナンバーナイン,ファンタジー,大野 安之,松本 零士,永井 豪,BASTARD!!,Jコミックテラス×ナンバーナイン,SF

That’s!イズミコ1 新装版

何回目のイズミコなんだか……。
それでも、描き下ろしもあるしなぁ……。
結局、大野 安之がすごく好きなんですよねぇ。

なんだろう。自分の中には、いろんな格好いいがあって、「松本 零士的なかっこよさ」、「永井 豪的なかっこよさ」と、まあ、そんな感じで雑にカテゴリーが分けられています。
例えば、「BASTARD!!」とかは、永井 豪的なかっこよさにカテゴライズされます。
で、その中の大きな格好良さに、「たがみ よしひさ的な格好よさ」というのあるわけです。その格好よさって、いろんな物語でそれを表現しようとしているんだけれども、表現し切れていない気がします。例えば、たがみ よしひさのキャラクターデザインで作ったお話である「超攻速ガルビオン」なんかは、ストレートにたがみ よしひさ的な格好よさを狙ったけれど、全然、表現できていなかった。1

そんななかで「イズミコ」は、特に「That’s!イズミコ」それが表現されていると思っています。
いや、大野 安之が、たがみ よしひさの影響をうけたとか、その逆とか、全く知らない。でも、読んでいるとなんか、同質なものを感じるんです。
なんだろう、泥臭い格好良さだけではない、アンニョイだけでもない、SFだけでもなく、ファンタジーもまざっている、本当にいろんなものが混ざった格好良さです。
かいているジャンルの広さも、あんまりにもアイデアが新しすぎて、流行する前にお話が終了しているところとかも、ちょっと似ている。

  1. いうにことかいて、なんちゅうものを持ち出しているのか!! []

大野安之,読書ゆめのかよいじ,イズミコ,ナンバーナイン,大野 安之,学校,Jコミックテラス×ナンバーナイン

ゆめのかよいじ

大野 安之が天才だと思うのは、なんの説明もなく、スッと幽霊が出て来て、不思議な学校があって、みんなそれをスッと受け入れている。その世界を無理なく作り出すところです。
もちろん、物語の中の人間が受け入れるのは、作者がそうしているからなんだけれども、そこに読者の違和感をもたせずに、スッと物語のなかに入らせるというのは、本当に凄い。

多分、イズミコなんかでも、そうなんですが、けっこう世界としては複雑な作りだし、その説明なんかほとんどマンが内でしてなさそうなのに、ものすごく多くの情報が、物語のなかに入っている。でも、物語の構造としては、そんなに、誰が誰だかわかんなくなるような絡まり方をしていない。

最初のこの「ゆめのかよいじ」の匂いみたいなものが、本当に好きだったなぁと思いながら、読み返したのでした。
新版は、「電脳」がなかったのが、ちょっと残念だったかな。
実は、こっちの昔の絵も好きです。