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モダン・タイムス

えーと、手札として配られた株式を公開していくことによって、企業を牛耳ったり、都市の支配権を確立して点数を稼いでいくゲームでした。

スタートからゴールまで、一直線にマスがならんでいます。
その上をすごろくみたいな感じで、自分のコマが進んで行きます。
マスには、「企業名」と「都市名」がかいてあって、一番最初にそのマスにのった人は、その「都市」のその「企業」を牛耳ります
一番最初に止まると、そこに自分の色のタイルを置いてふたをしてしまいますので、以後、このマスには、だれも止まれなくなります。

これをひっくり返す方法は、なかったような気が……。

自分の手札の株式カードを出して、自分のコマをすすめられるのですが、そのときすすめる先は、自分が公開している株式カードのなかで、誰よりもたくさん公開している株式カードの企業のマスにしか進めません。
かならず、場で自分が一番たくさん公開している株式カードの企業のマスにしか進めません。そして、かならずマスのつながりの順番にしかすすむことはできません。
一番たくさん公開している株式カードが、複数ある時は、進む先を選択することができるのですが、そうでない場合は、行き先が完全に1つしかないときもあります。
もし人が前方のその企業のマスをもう自分のものにしている場合は、ひとつとばして、さらに先のマスにとんでいくことになります。
誰かが、ゴールのマスまで進めば、ゲーム終了です。

マスに止まるたびに、そのマスが誰の所有かを示す大きなタイルをおくのですが、同時に、点数表があって、マスを所有したときに、そこにも、小さなタイルをおいていきます。

点数表は、縦の軸が企業名を表していて、横の軸が都市名を表しています。

縦の列で各企業ごとに見ていって、その企業に一番たくさんタイルをおいている人に、規定の点数がはいります。
また、横の列で見ていって、その都市に一番たくさんタイルをおいている人が、その都市ごとに決められた点数をもらうことができます。
都市の方は、けっこう点数の大きさに開きがあります。
いい都市を支配しなければ、なかなか、トップになるのはくるしそうです。

「企業」を独占するのはけっこう簡単なのですが、「都市」ほ支配するのがけっこう難しかったです。
場で自分が一番たくさん公開している株式カードの企業が、自分の進んでいくマスになりますから、同じ企業はあつめやすいわけです。
逆に、同じ都市を集めようと思うと、いろいろな企業の株式カードを、人よりもたくさん公開しないとならないことになります。

ただし、株ゲーム名物の暴落がおこると、場に出ている株の中で一番多い株式カードがなくなってしまいます。
そして、暴落は、場にでている株式カードの総数で決定されます。
だから、うまく調節して、暴落を誘って、自分の手番の時に、一掃された株式カードを新たに出して、必要なマスをゲットするということも、可能かもしれません。

このゲーム、2回やりました。
点数が大きくはいるのは、「企業」や「都市」の列を自分のものにすることです。
だいたい、タイルを3枚ぐらい、縦か横にならべるとその列がとれます。

しかし、わたしは、同じ「企業」のところにばっかり、5枚とか必要以上にタイルをおいてしまって、「都市」の方の点数が全然とれないのでした。
5枚とかおかなくても、その企業の点数はとれますし、同じところに集中させても、いいことないとわかっているんですれど……。

けっこう、簡単におわるあっさりとしたゲームだと感じました。
でも、わたしみたいな初心者にとっては、1回株式カードを公開して、タイルを2つおいて、出したカードの数だけ、暴落チャート(?)と進めるというのは、ちょっと手順が多くて複雑かなぁと思いました。

また、やってみたいゲームでした。
そのときは、どうしたら、うまく「都市」をとれるのか、作戦を考えなければなりません。