天上天下7 モノクロ版
過去編が、これで一旦終了かな。
ただこのお話の不思議ポイントとして、慎と真夜のことは、ここまで濃厚なのに、この時点で亜夜については、ほとんど語られていない事ですねぇ。
まだ、中学生だという事もあるけど、それでも、兄弟の中で異質すぎる。
「僕ヤバ」は好きなんだけども、どうしても納得いかないところがあってですねぇ。でも、アニメ見たら、やっぱり好きなのでコミックスも買ってしまった。
いや、この手の高嶺の花に恋されるマンガというか、甘やかされ系のマンガは、まあ、昔からありますよねぇ。
私が読んでいるマンガでは「その着せ替え人形は恋をする」とか、アニメで見てた「古見さんは、コミュ症です。」とか。
いや、そのままの自分を受け入れてもらえるというのは、もちろん、素敵な事で、大好物です。
まあでも、「僕ヤバ」は、あまりにも都合が良くないかという。いや、他のマンガだつてメチャクチャ都合はいいのだけれども、主人公の男の努力のしなささにおいて、あまりにも、努力なさすぎではと思ってしまいます。
うーん、わたしが人間関係をあまりにも、ギブ・アンド・テイクで考えすぎているからかなぁとも思うけれど。
このあたりは、読みながらまた、考えていきたいところです。
ということで1巻目ですが、アニメを見てたわたしからすると、ビックリするぐらい絵が雑だ。今は、すごくうまく、かわいくなっているんですねぇ。
ただ、マンガだとその絵のせいもあるからか、山田がそんなに主人公に好意を向けているのかどうかが露骨でないというところが、良いかなぁと思ったりしました。
多分、作者は女の人かな。
ウルフガイ・シリーズが、アダルトもヤングも読み終わったので、今度は、幻魔大戦シリーズを読み進めていこうと。
ということで、「幻魔大戦」。マンガ版の最初の「幻魔大戦」があって、「新幻魔大戦」があって、「真・幻魔大戦」を始めるにあたって、補足的にマンガのノベライズとして出てきたのが、この「幻魔大戦」ということであっているのかな。
まあさらに、石ノ森 章太郎が1人で描いているマンガ版の「幻魔大戦」というのもあって、あれもたしか、マンガ版の最初の「幻魔大戦」の続きだったような……。
普通に「幻魔大戦」というタイトルだけで、マンガ版が2つと小説版が1つあるという。そして、それらが、いろいろ関係しているという……。
最初は、この「幻魔大戦」も、マンガ版の最初の「幻魔大戦」と同じく、月が落ちてきて地球側が負けて終わる予定だったみたいすが、20巻たっても、そうはならなかったという。
中学校ぐらいのときに映画化されて、それをきっかけに読み出したんですよねぇ。これが、映画のストーリーなんてスケールが小っさすぎるとほうもないお話です。
この1巻から3巻までぐらいの超能力の派手派手展開も、めちゃくちゃ面白いです。なんていうか、この人も、まるで見てきたようにお話をかく人なんだなぁとつくづく思います。
ルナ姫の未来予知と現実が二重写しに見うるところとか、ありえないところが、ものすごくリアルに感じられます。