御伽草子 マンガ日本の古典21
やまだ紫の御伽草紙。
まあ、説教くさいところは、マンガではそこそこ端折ってかかれている感じでかかれていて、読みやすいです。
僕らが知っている「御伽草子」というか昔話も、元の古典の物語とくらべると案外、子ども向けに翻案されている部分が多そうな感じですねぇ。
完結編。
まあ、今の道徳観に照らし合わせれば、まずいところもいっぱいあると思います。中だるみも、してるといえば否めない。
でも、このマンガは、好きなんです。
村上もとかといわれて、1番にこのマンガが思いつくというのは、多分、間違っているとは思うのですが、「赤いペガサス」よりも、「六三四の剣」よりも、このマンガが好きかもしれない。
まあ、「JIN-仁-」は、別のおもしろさがあると思いますが。
これが普通に読める時代になったというのは、いい事だと思います。
ラストのレースから、エピローグは、今も読み返しましたが、こみあげてくるものがあります。
30年後の今。
村上 もとか、いまだドロ・ファイター。自分も、そうありたいではないですか。