僕の心のヤバいやつ3
ほぼ、リア充(笑)
まあ、こうやって女の子の方から言ってもらうのが理想ですよねぇ。
この恋が、全部、勘違いだった……みたいな展開が、リアルではありがちだとは思うのだけども、まあ、そんなマンガ、誰も読みたくはないか。
割と展開がはやくて驚いています。
ラフです。
でも、これどっかに連載されておかしくないぐらいのレベルのお話だと思うのですが。と思っていたら、商業版も出てました。こっちも読もう。
ちょっと、奴隷のくだりが、少年マンガだとキツすぎるかな。でも、これぐらいのこと、普通にかかれていると思いますがねぇ。
まあ、作者によって、そのあたりのセーフラインというのは、大きく変わるイメージがあります。
まあ、今流行の転成チートもので、アイデアとしては安易な部分もあるけれど、その料理の仕方は、けっこう絶妙だと思います。
そして、ラフでもエッチなところはちゃんとエッチです。これが、プロの力か(笑)
「君に届け」の椎名 軽穂。
「君に届け」よりも、前の作品ということになるのかな。なんか、「君に届け」の次のマンガは、このマンガの登場人物が出てくるらしいということで、先にこっちを読んでいます。
男クズで、めっちゃ、都合のいい女という感想が。
いや、それでも、「ドメスティックな彼女」とかと比べると、男の子にも、女の子にも、切実感はあるんだけれど。
でも、女の子は多分、これで学習して同じこと言っちゃ絶対ダメって思います。昔、「だめんず・うぉ~か~」ってあったけど、多分、マネしたらだめんず・めーかーになるよこのマンガ。
えーと、この人、この先も改める気ないですよね。女の子が勝手に寄ってきて、すぐ忘れちゃうだけですから。多分、改められない魂の部分で、そういう人ですよねぇ。
不幸になる未来しか見えないのだけれど、なんとなくその時だけしあわせそうなハリウッドエンディングになるのかな。
あと、都合のいい女なら、都合がいいんだから評価上がりそうなものなんだれども、なぜかわたしがそういう子に辛辣になるのは、多分、クズには都合良くなっても決して自分にとって都合が良くはなってくれないだろうなと知っているからだと思います。
まあ、わたしもクズっちゃあ、クズ(笑)
70年代の傑作SFマンガ。
ほぼまあ、コレ知ってるよね的な作品です。で、どれも好きです。はじめて読むのは、筒井 康隆のと佐々木 淳子の作品ぐらいかな。佐々木 淳子は、ものすごく気になっていたけれど、ずっと読んでなかったマンガ家さんです。
まあ、あの時代の少女マンガは、特に凄いですよねぇ。もちろん、入っていない名作もいっぱいあるけれど。
好きなやつが1冊にまとまっているというだけでも、価値ありかな。
山田 ミネコの「冬の円盤」が入っているのが、ものすごいチョイスだなぁと。萩尾 望都の「あそび玉」にしても、竹宮 惠子の「ジルベスターの星から」にしても、最高傑作というよりも、原点な感じの作品が選ばれているのがわかります。
この選び方も、一貫していて納得感があります。古典感がでている。
筒井 康隆のマンガとかは、もっと他の入れる余地があっただろうと思ったりもしますが……。