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みどりのマキバオー1

「ごっちゃんです!!」がおもしろかったので、アニメにまでなったこの作品も読んでみる気になりました。

前半は、下ネタ(しかも、エッチじゃない方)のオンパレードで、かなり苦しいのですが、マキバオーが走りはじめてからは、すごいよいです。

というか、人間が、ネズミや馬と平気でしゃべっていて童話的なのに、妙にリアルです。
そうか、あのスタイルや、顔にも、意味があったのか……。

そしてすごいのは、あの顔が、愛らしく見えてくることですね。

作者のつの丸さんの写真があるのですが、知り合いに似ている……のね。

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ごっちゃんです!!5

わたしが、週刊ジャンプで、「ごっちゃんです!!」を見た最後は、相手に突っかかっていくごっちゃんの姿でした。
今回は、それから後が、しっかりと描かれていて、得した気分です。

書き足しかと思ったら、「赤マルジャンプ」にも、載っていたんですね。
でも、なんか、話の続き方が変わっている気がするので、多少、コミックになって変えてあるのかもしれません。
記憶が曖昧なので、あんまり自信ないですが。

こんな絵でも、おもしろいんだという、新たな発見をさせてくれたマンガでした。

最後の一言は、すばらしい。
ごっちゃんの無口さのすべては、このためにあったんですねぇ。

わたしも、

「え~っ!?」

と叫びましたよ。

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ごっちゃんです!!4

なんか、表紙がトロフィーをもったごっちゃんということで、

「雑誌連載も終了したし、いよいよ、この巻で完結か!!」

とか思っていましたが、読んだら完結していませんでした。

しかし、あそこで、ねこだましとは。
実は、計算し尽くされたマンガなんだなぁと思います。

惜しいマンガが、終わってしまいました(コミックの完結はまだだけど)。

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ごっちゃんです!!3

人気がなかったというよりも、主人公の動かしにくさが敗因ではないかという気がします。

人気は、どんなもんだったんでしょう。

「チキンやろう」

とか、もう大すきです。

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ごっちゃんです!!2

ギャグでありながら、要所、要所をしっかりと押さえて、なんかそれなりに納得するような理屈をつけて強くなっているという。

なかなかのものです。
わたしのジャンプ一押しは、これと「シャーマンキング」です。