梅田阿比,読書クジラの子らは砂上に歌う,ボニータ・コミックス,梅田 阿比,秋田書店,進撃の巨人

クジラの子らは砂上に歌う16

うーん、直近で「進撃の巨人」の最終巻を読んだせいかもしれませんが、実は、このクジラの子らは砂上に歌うは、進撃の巨人と同じことを語ろうとしているのかもしれません。
いがみ合った罪を犯した者同士が、どうすれば理解し合って、手を取り合うことができるのか。

その困難さと奇跡。…そして、その先の絶望というかやるせなさまでかこうとしているのかなぁ。

市東亮子,読書やじきた学園道中記,やじきた学園道中記2,プリンセス・コミックス,市東 亮子,秋田書店

やじきた学園道中記2 12

「やじきた学園道中2」が、これで完結。
といっても、辛うじて「遠野編」が終わっただけです。「遠野編」自体も、そんなにすっきり終わった感じはないしなぁ。。
たしか、無印の「やじきた」から「2」にわかったとちきも、そんな感じだったかな。

次は、「F」でファイナーレかな。こっちももう完結しています。30年ぐらい続いたお話の大団円を楽しみにしています。

あしべゆうほ,池田悦子,読書あしべ ゆうほ,悪魔の花嫁,池田 悦子,秋田書店

悪魔の花嫁6

「王者の愛」だといいながら、けっこう、ウジウジなデイモスです。
いや、そもそも、美奈子にちょっかいかけて、まわりを不幸にさせるのはまだわかるのだけれど、美奈子関係ないときに動いているのはなんのため?仕事か?そして、仕事だとしたら、その仕事割り振ったんはだれよ。

ああでも、「恋人は守護霊」って、この話のバリエーションなんだなぁと思って読んでいました。
で、綺麗な結論の出し方としては、あのお話が全部結論だしてしまっている。

ヴィーナスは、けっこう、聖女ではないので、そこでこの話の落としどころをどうするかが楽しみなところです。
落としどころがあれば……なんですけどね。

押切蓮介,読書ジーニアース,ハイスコアガール,少年チャンピオン・コミックス,押切 蓮介,秋田書店

ジーニアース1

なんか、勢いがあって面白いです。
作者自身もルサンチマンが、力になっている感じがあって、それが作風とあっているんだと思います。

わたしは、かわいい女の子以降の押切 蓮介しか、というかもっと正確にいえば「ハイスコアガール」より後のことしかしらないのですが、これは、女の子が排除されていて、男のルサンチマンが給っている感じがします。
でも、嫌な感じがしないというのが、この人の凄いところだ。

板垣巴留,読書少年チャンピオン・コミックス,板垣 巴留,秋田書店,BEASTARS

BEASTARS14

現ビースターと出会うレゴシ。
けっこう、正面から宣戦布告していないか。

その青さが、かっこいいと思います。

そしてかかれていくのは、肉食と草食の理想と現実。
越えられるのか?