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やじきた学園道中記2 11

雨宮が、強いのに小者という……。
このあたりの力関係が、子どもというか高校生のそれじゃんくて、おっさんの世界的ですよねぇ。元が時代劇だからか。

さて、そろそろ遠野編も終盤です。
というか、もう、ファイナルの最終巻も出てしまったようですね。

高校時代から追っている2人、着地場所がどころになるのか、まだまだ楽しめます。

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クジラの子らは砂上に歌う15

どんなことにでも、犠牲はある。
立場によって、その「小さな」犠牲の規模は変わる。

世界全体から見れば、泥クジラの民全部の命は「小さなこと」かもしれない。
また、泥クジラの民からすれば、周りの世界の不条理や苦しみは、自分たちの命と引き換えにできるほど大きなことではないのかもしれない。

世界系の物語が問い続けてきた答えのない問い。
それでも、血を流しながら、考えていく。
贖罪すらも、罪を犯さずになすことができないボクたちは。

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悪魔の花嫁5

自分が読みたいと思う展開、期待していた方向の盛り上がりにいかなかったときに、つまんないと感じてしまうようで、はじめから「そういう話」だとなっとくすれば、これはこれでおもしろいということに気づいてきています。
振袖火事の話も、狼女の話とかも、けっこう好きです。

まあでも、その後この人どうなったとか、美奈子の周りで人死にすぎ問題とかは、やっぱり多少気になる人なのでした。

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どろろと百鬼丸伝6

百鬼丸と多宝丸の共闘。
そうそう、こういうのも見たかった。というか、こういうのが見たかったという気がする。
多分、手塚 治虫でも、その正統な後継者でも、なかなかかけない熱い展開。

リメイクの「どろろ」では、けっこう多宝丸、忘れ去られているからなぁ。原作でもか。でも、けっこう大事なキャラですよねぇ。
そのあたりちゃんとかけているリメイクは、今にして思えば「魍魎戦記MADARA」ぐらいかな。影王は、多宝丸ですね。いや、「マダラ」は、「どろろ」のリメイクじゃないやんというツッコミはおいといて。

そして、琵琶丸にまで意味を持たせているところが、このマンガ難いわ。

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範馬刃牙28

そして、千春さん。
これ、勝敗ははじめっから決まっているよねぇ?せんといけんの?

と思いつつ、やっぱり、熱いからいいかと思っている自分もいるという。